自分の悩みが　神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人が　たくさんいます

あなたのお悩みと　「神経症」と　「森田療法」をつなぐ臨床心理士のブログです

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法の記事や神経症克服に役立つ記事を載せています

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法とは
神経症克服のための実践方法です
そのポイントは？

Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）
Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）
Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

１ミリでも発揮のために動いたら　
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
最後にひとこと　「自分おつかれー！」

 

森田療法推し（笑）で引き続きロシア語を勉強中の臨床心理士
もりりんですよ～
シャンシャン好きで臨シャンシャン理士もやってま～す


一時ほどではないけれど相変わらずの厳しい暑さです
皆様いかがお過ごしですか？

今回描いた絵は「まだ売ってた完熟うめ」
自宅の近所はもう生梅を見かけなくなりあきらめていたのですが
外出先のスーパーでたまたま見つけて買ってきてジャムを作りました

ところで今回のタイトルは「気持ちの切り替えが下手という悩み」
最近嫌なニュースばかりで気が滅入りますが皆様はいかがですか？

普段のカウンセリングでも嫌な気分を引きずってしまってつらいとか
気持ちの切り替えがうまくできないというお悩みを度々うかがいます

気分の落ち込みやモヤモヤを早くすっきりさせたいのは当然ですよね
早くすっきりさせたくて自分自身にいろいろ言い聞かせていませんか？

でも気分を自分の思い通りに変えることは不可能なことなんです
嫌な気分を変えようと思っても変えることなんてできないものなのです

気分を変えようと他のことを考えたりしても上手くはいかないものです
「反芻がやめられない」というお悩みもまた意思で変えられないのです

なのでまず気分や思考を意思で操作することは不可能と知ってほしい
それを知らないと他の人はできてるのに自分は苦手と誤解してしまう

その次に知るべきなのは気分や思考は行動によって変わるということ
行動すると嫌な気分に向いた注意が別のものに自然に移るものです
そのときの行動は丁寧に行うと行動に身が入りやすくておすすめです

私もしょっちゅう気が滅入ってしまって苦しい気分に陥りがちですが
次のような実践を行うことで生活を前に進めるよう心がけています
その実践とは帰宅したら玄関で靴をそろえるとか日常の家事一つ一つ

日常の家事一つ一つになるべく丁寧にあれやこれやと取り組むことで
気分や思考や反芻は時間とともにいつの間にか流れていくものです
落ち込んで動けない中でもせめてできることをするのがおすすめです

気分や思考や反芻は思い通りに操作できるものではない
気分や思考や反芻は行動することで注意が他に移り自然に流れる
これを知り実践しその結果本当にそうだなと体で覚えるのが大切です

以上森田療法の考えを活かした精神健康法をお届けしました

あずま通り心理相談室・上野の森クリニック・生活の発見会で
不安にお悩みの方の心理的な支援活動を行っています
お気軽にご相談ください！

パニック症や不安症や強迫症など神経症にお困りで回復したい方には
カウンセリングや医療機関や自助グループ参加をお勧めいたします
相談先の詳しい情報は下記もご参考になさってください

Web森田療法図書館

moritalib.life.coocan.jp

森田療法と神経症（不安障害）〜公益財団法人メンタルヘルス岡本記念財団森田療法と神経症（不安症）ー神経症、不安障害、うつ、パニック障害、強迫性障害等の人のためのホームページです。神経症（不安障害）とは病気ではなく、ストレスや心の悩みから起こる症状のひとつです。当メンタルヘルスＨＰは神経症（不安障害）の克服に大きな実績をもつ森田療法を中心にした情報提供と双方向コミュニケーションを提供していますwww.mental-health.org

今回の記事がお悩みに苦しんでいてよくなりたい方にとって
少しでも参考になったならうれしく思います


うめジャムはおいしくできましたか？　





　なんかいくらお砂糖を追加しても酸っぱくて困ってますよ一同(笑)

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そのポイントは？

Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）
Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）
Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

１ミリでも発揮のために動いたら　
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
最後にひとこと　「自分おつかれー！」

 

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セミが鳴きだしました
いよいよ夏本番ですね
皆様いかがお過ごしですか？

さて今回の記事では最近よかった3つの出来事を書きたいと思います

まず一つ目は5/29に初受験したロシア語検定試験4級が合格でした！
2017年春にラジオ講座でロシア語の勉強を開始してから5年間
ロシア語教室とオンライン講座を一時受講した後細々と独学しました

文法と露文和訳と和文露訳と朗読4科目全て60%以上得点できました
朗読が最も点数が低かったですが和文露訳は思った以上の好成績
いつかロシアに行くことを夢見て今後も細々と学び続けたいと思います

二つ目は10年以上ぶりにジャニーズのコンサートに行ってきました
たまたまその機会が巡って来て久々にペンライトを振り回しました(笑)
30代～40代の頃はよくSMAPや関ジャニ∞のライブに行ったものです

5人の関ジャニ∞ライブは初めてでしたが以前と変わらず楽しめました
メンバー脱退やコロナ禍等の苦労の中で随分頑張ったに違いないです
辛いことがあるのは皆一緒なんだな一人じゃないんだって思いました

広い会場に無数に揺れるペンライトの光景は過去何回も見てきたけど
人々が集まってともに活動することの喜びを今回しみじみと感じました

人が集まる機会はなんとしても守りたいと心理支援者として思います
心の健康回復には人とのつながりが欠かせないものだと思うからです
人が原因で心が傷ついても心はやはり人を求めるものだと思います

三つ目は腕時計を失くしたと落ち込みましたが10分後に出てきました
いつもの位置に置いたつもりが無意識に別の場所に置いていました
すごい出来事ではありませんがすごくホッとしたよかった出来事でした

以上今回の記事では最近よかった3つの出来事を書きました


あずま通り心理相談室・上野の森クリニック・生活の発見会で
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今回の記事がお悩みに苦しんでいてよくなりたい方にとって
少しでも参考になったならうれしく思います


関ジャニ∞のライブ会場はどこでしたか？　





　　　　　　新横浜の日産スタジアムという会場でしたよ一同(笑)

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令和4年7月最終日の南関東地方燃えるような暑さです
私は薄着とエアコンと扇風機でなんとか耐えて過ごしていますが
皆様いかがお過ごしですか？

今回の画像は湿気たおせんべいをグリルの余熱で復活させた時の
喜びの気持を描き表しました
食べ物を駄目にするという罰当たりなことが避けられてよかったです

さて今回のタイトルは「３か月位で消えた適応不安の症状」
最近の私の体験を取り上げつつ神経症について考えたいと思います

実は3月～4月頃最寄り駅の階段を下りる際にある症状が現れました
階段は①10段位と踊り場②10段位と踊り場③10段位からできています
症状は②を降りる際3回位踏み外しそうになり手すりを掴むというもの

その症状が出る前は何も考えずトントントンと①②③を下りていました
日頃から健康の為なるべく上り下りは階段を使うようにしておりまして
下りは少しだけ早足でリズミカルに下りるということを習慣にしています

でもある日突然②の階段の縁の線を目が意識するようになりました
それまでは無意識に目が自由に動いて足も連動して自由に動きました
でもなぜか急に②の階段に来ると手すりなしで降りられなくなりました

①の段は今まで通りトントン②であたふた③はトントンという具合です
②に来ると急に怖くなり視線がぎくしゃくし踏み外しそうになるのです
もし踏み外したら大怪我して仕事ができなくなっちゃうと怖くなります

仕方ないので②の階段はおっかなびっくりゆっくり下りるしかありません
これは神経症の症状の一種だなと思いなぜそうなったか考えました
理由は今思うと当時色々出来事が重なり適応不安が強まっていました

適応不安とはその環境で自分がやっていけるか不安になる状態です
コロナ騒動ウクライナ問題の疑問に加え新しい環境に入る時期でした
日本は大丈夫なのか自分はこの先ちゃんとやっていけるか不安でした

症状が出た当初は戸惑いの中で何が不安なのか自分に問いましたが
すぐに明確な答えは出ないままで仕方なくしばらく様子を見ました

やがて時が過ぎ6月頃自然に②で目と足の動きが少しスムーズになり
7月に入り視線が自由に動くとともに足も自由に運べるようになりました

今は①の階段～③の階段まで同じ速度で下りられるようになりました
コロナウクライナも情勢が進み環境にも慣れ適応不安が和らぎました

今回の症状の出現を振り返ると理由は適応不安にあると考えられます
また症状消失を振り返ると服薬もなく特別な治療もありませんでした
したことは症状があるままで生活や仕事をできるだけやったことでした

特に仕事に関しては新しい環境での緊張の中できうる限り務めました
コロナウクライナに関しては極力信頼できると感じる情報に接しました

次々と直面する新たな環境下で自分のできる限りのことをして過ごし
不安な状況下なら不安になって当然だよねと不安な自分を認めました

そのようにすることによって適応不安の症状が起きたけれども
自然に時間の経過とともに症状は消失していったと考えられます

症状は治そうとせず生活をよくする努力を続けることで自然に消えます
もし反対に症状が起きた時に慌ててしまい症状を異常なものと考えて
症状を治す方向に注力する場合症状が神経症に発展していきます

神経症発症メカニズムの理解は治る上で非常に重要な鍵といえます
神経症発症メカニズムを知れば症状を理解し行動が自由になります
自由な行動や自由な生き方を実現させてくれるのが森田療法です

ちなみに階段の不安症状をカウンセリングである相談者様に話したら
その相談者様が私もそれあります！と目を輝かせてくださいました
それで読者の方も自分もだ！と思われるかもと思い記事にしました


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今回の記事がお悩みに苦しんでいてよくなりたい方にとって
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グリルはよく使いますか？　





　　目玉焼きを焼いたりパンや天ぷらを温めるときよく使いますよ一同(笑)