自分の悩みが　神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人が　たくさんいます

あなたのお悩みと　「神経症」と　「森田療法」をつなぐ臨床心理士のブログです

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法の記事や神経症克服に役立つ記事を載せています

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法とは
神経症克服のための実践方法です
そのポイントは？

Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）
Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）
Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

１ミリでも発揮のために動いたら　
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
最後にひとこと　「自分おつかれー！」

 

森田療法推し（笑）で引き続きロシア語を勉強中の臨床心理士
もりりんですよ～
シャンシャン好きで臨シャンシャン理士もやってま～す


関東地方梅雨らしく蒸し蒸ししたお天気です
皆様いかがお過ごしでしょうか？

さてさっそくですが最近肝を冷やした体験から書きたいと思います
先日の出勤前乗る路線が人身事故で止まっていることが判明しました
そこで別の路線で行くことにしてその分いつもより早めに家を出ました

普段最後A駅で降りて歩くのですが初めてＢ駅で降りることにしました
そこで電車内でＢ駅から職場までの道を地図でしっかり確認しました

Ｂ駅から職場までは川を橋で渡るのですがそれは初めてのことでした
時間的にＢ駅から川を橋で渡って職場まで歩くのは大丈夫そうでした
ただ道に迷って間に合わなくならないか若干不安でドキドキしました

Ｂ駅に着き地上に出ると知らない場所なので方向がよくわかりません
でも目印の公園を右手に確認しながら目当ての橋を目指しました
ところがそのまま進めば橋があるはずなのに前方に橋がありません！

不安になり丁度いた配送の運転手さんに方向を聞くと合っていました
でそのまま進んだのですが川の堤防があるだけで橋はやはりない！

焦って戻るとさっきの運転手さんの配送車が走り去っていきます
とそこに配送車を見送る男性が道に出ていたのでその人に叫びました
「すみませーん！道を教えていただきたいんですけど！」と大きな声で

雨も降っており傘を差しながらその男性にかけ寄ってこう聞きました
「川を渡って○○公園方面に行きたいのですが橋はどこでしょうか？」

男性は「あの角の緑色見えます？それが陸橋で向こうに渡れますよ」
お礼を言い教えてくれた通り緑色を目指すと陸橋の階段に無事に到着　

てっきり普通の橋かと思いきや歩道橋のような階段の上にありました
これは地元の人以外はわかりにくい造りで頑張って聞いて正解でした

さて階段を上がり渡ろうとすると下に結構な幅の川の流れが見えます
もし橋が壊れたら川に落ちて溺れ死ぬ！その恐怖で足がすくみました

でも渡らないと向こうに行けないし予約時間に遅れては絶対ダメです
あーもし今橋が折れたら川に落ちる！あーこわいこわい！あーやだ！
でも絶対渡らなきゃ！とにかく足を一歩ずつ前に出すしかありません

実はいつからか歩道橋を渡る時も壊れたら落ちて死ぬと怖くなりました
足の振動による歩道橋や橋の揺れが恐怖感の原因だと思います
昔から吊り橋も死ぬほど苦手でフィールドアスレチックとか全くダメです

空からは雨が降り足の下には雨で水量が増えた川の急流が見えます
橋が揺れる恐怖に震えながらまだかまだかと思いやっと渡りきりました
はぁーっと休む暇もなく急ぎ足でまだ続く知らない道を必死に進みます

すると前方の建物の間に目印の高架と走る電車が目に入ってきました
A駅が近いとわかりようやく職場まで迷わずに行ける確信が持てました
やがていつもの道に出られ予約15分前に職場に無事到着できました

今回A駅を使えたところをあえてＢ駅にしたのには理由がありました
以前A駅の路線が線路火災で不通になり途中からタクシーにしました
でもそれはもう嫌なのでＢ駅から歩く道を知っておく必要がありました

とにかくこの日は無事に遅れることなく職場に着くことができました
またＢ駅から歩いて行かれるようになるという宿題も達成できました

という訳で必要に迫られてやるしかないことをやった体験を書きました
森田療法では不安でも必要な行動をすることを「恐怖突入」といいます
「恐怖突入」により不安でも必要な行動をする態度を身につけられます

不安は事実として不安に感じているのだからどうにもしかたありません
不安でも必要な行動をする態度が身につけば断然生きやすくなります


あずま通り心理相談室・上野の森クリニック・生活の発見会で
不安にお悩みの方の心理的な支援活動を行っています
お気軽にご相談ください！

パニック症や不安症や強迫症など神経症にお困りで回復したい方には
カウンセリングや医療機関や自助グループ参加をお勧めいたします
相談先の詳しい情報は下記もご参考になさってください

Web森田療法図書館

moritalib.life.coocan.jp

森田療法と神経症（不安障害）〜公益財団法人メンタルヘルス岡本記念財団森田療法と神経症（不安症）ー神経症、不安障害、うつ、パニック障害、強迫性障害等の人のためのホームページです。神経症（不安障害）とは病気ではなく、ストレスや心の悩みから起こる症状のひとつです。当メンタルヘルスＨＰは神経症（不安障害）の克服に大きな実績をもつ森田療法を中心にした情報提供と双方向コミュニケーションを提供していますwww.mental-health.org

今回の記事がお悩みに苦しんでいてよくなりたい方にとって
少しでも参考になったならうれしく思います


フルーツ大福の中身は何のフルーツですか？　





　ほろ苦くて和製グレープフルーツといわれてる河内晩柑ですよ一同

自分の悩みが　神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人が　たくさんいます

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（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）
Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

１ミリでも発揮のために動いたら　
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
最後にひとこと　「自分おつかれー！」

 

森田療法推し（笑）で引き続きロシア語を勉強中の臨床心理士
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6月下旬の梅雨の中休み夏が来たような晴れの暑い日曜日でした
洗濯物が沢山片付いてとっても助かりました
皆様はいかがお過ごしですか？

さて私が毎月参加している神経症の自助グループ生活の発見会
神経症に悩む人たちが集まって森田療法をともに学び実践しながら
神経症の回復と心の成長を支え合うボランティア組織です

生活の発見会は創立50年を超え全国約120か所で活動しています
その120か所の中私は横浜の女性だけの会を運営し参加しています

生活の発見会の学習システムに派遣講師という制度がありまして
神経症から回復した人が講師として会に派遣され回復体験を話します
会に参加する人には派遣講師の講話が回復の励みや学びになります

私も派遣講師の諸先輩のアドバイスがどれだけ回復に役立ったか！
中でも次の2つのアドバイスで神経症のとらわれから解放されました

1つ目はO先輩の「人と付き合うことは疲れるものだよ」ということば
人といて疲れるという悩みが普通だと知り対人恐怖症がよくなりました

2つ目はE先輩の「白か黒を決めずぼかしておけばいい」ということば
物事の性質は曖昧なものだという事実を見る視点を授けられました

両先輩ともに神経症の苦悩の体験から人間性の本質を理解され
その理解をご自身の言葉で悩みの最中の後輩に伝えてくださいました

体験を基に物事の本質を理解し得られた知恵を体験知とよびます
自助グループでは仲間の体験知を聞いて神経症がよくなります
薬物治療では得られない治療的効果を想像できる気がしませんか？

つい先日私が参加する会に上記のE先輩が再び講師でみえました
E先輩は講話で次のことを言われまたしても私の心に深く刺さりました
「キーボードを見ないで打つように行動できることがあるがままだ」と

神経症はこうなりはしないかああなりはしないかと考えてばかりだが
ともかく必要な行動を繰り返し行動することにより体が動くようになり
見ないでキーボードが打てる域に達することそれが治るということだと

Ｅ先輩は30年ほど剣道をされており身体感覚の進歩を経験されている
だからこそおっしゃる内容に説得力があり私は非常に納得できました

神経症が治るということは体が環境の状況に合わせて考えることなく
勝手に自由に動けるようになることというお話はまさしく体験知でした
キーボードのブラインドタッチは現代人に理解しやすい秀逸な喩えです

私が自助グループの会の活動が素晴らしいと思う理由は
かつて精神の地獄を見た人が会の中で人間の本質を語るまでに蘇り
次は今地獄を見ている人に生き証人として希望を伝えられることです

人に希望を与えることは自分がいい気分になることが目的ではなくて
同じ人間として同じ気質の仲間としてよりよく生きることが目的です
さらに大きな目的にこの気質を活かして周囲と調和することがあります

今回の記事はまたしても私の心に刺さった先輩のことばを書きました
見ないでキーボードを打つように自由に動くことが神経症が治ること
その域に至るまでの道程をともに歩むのが私の役割だと思っています


あずま通り心理相談室・上野の森クリニック・生活の発見会で
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今回の記事がお悩みに苦しんでいてよくなりたい方にとって
少しでも参考になったならうれしく思います


もりりんは派遣講師に行くことがありますか？　





　先月は茨城県土浦市で8月は群馬県に行きますよ一同

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そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
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超早くないですか？もう梅雨があけちゃって！
まだ6月だというのに！？
連日猛烈な暑さで頭がクラクラしますが皆様いかがお過ごしですか？

さてカウンセリングでは度々次のような声を伺います
「すぐ疲れてしまう」「活動すると疲れてしまい翌日は一日寝てしまう」
「以前は疲れても普通に活動できたのに今は疲れるのが怖いんです」

こうおっしゃる皆さんですがどなたも共通して体は普通に健康です
さらに共通するのは本来やるべきことに取り組めていないことです
健康でいながらも思うように活動ができずひどい疲れを訴えられます

不思議なことですよね（過緊張が原因とは思われますが）
活動量は多くはないのにどうしてそれほど疲れるのでしょう？
カウンセリングの度毎に疲れたという言葉が出ない回はないのです

でもそれからしばらく時間が経過するとこんな変化が起きます
カウンセリングの度毎にどこどこへ行ったとかいう話が出てきます
また今何に興味があるとか何をし始めたとかの話が出てきます

カウンセリングの主な中身が心身の状態の報告中心であったのが
ある時から最近の活動報告が話題の中心に変わっていくのです
その話題の変化の経過の中で疲れたという発言は減っていきます

もちろん活動したことによって疲れたとおっしゃることはありますが
疲れてしまうことに対する恐怖感はあまり問題ではなくなっていきます
活動が増えると意識が疲れやすさにばかり向かなくなっていきます

症状の最中になぜそれほどまで疲れてしまうのかと考えてみると
この疲労感さえなければ思い通りに活動ができるのにという思いから
疲労感を排除しようしようとして疲労感にとらわれることがいえます

私もかつて疲労感にとらわれていた時期がありました
その時はいくら布団で横になってもちっとも疲労感が取れませんでした
疲労感をとるために本を調べたりもっと横になったりしていました

今考えると当時は疲労感をとることにエネルギーを注いでいました
また疲労感を生まないように活動することを控えるようにしていました
疲労して体調を崩すことが最大の恐怖で関心事になっていました

でもそんな中森田療法を知り自分がとらわれていることを理解しました
それ以来疲労感があっても必要な活動をすることを繰り返しました
その結果今は疲労を感じながらも自由に生活することができています

疲労感にとらわれると自由に行動出来なくなってしまいますね
これをしたら疲れるからしない方がいいかいやするべきかと悩みます
それでも試行錯誤を積み重ねていくとその悩みは自然に軽減します

活動に取り組むうちに疲れてもそればかり考えなくなっていきます
自分のやりたいことややるべきことに色々取り組めるようになります


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ライ麦パンにジャムをつけて食べるのですか？





パンはパンで、ジャムはジャムで食べることが多いですよ一同