自分の悩みが　神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人が　たくさんいます

あなたのお悩みと　「神経症」と　「森田療法」をつなぐ臨床心理士のブログです

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法の記事や神経症克服に役立つ記事を載せています

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法とは
神経症克服のための実践方法です
そのポイントは？

Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）
Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）
Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

１ミリでも発揮のために動いたら　
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
最後にひとこと　「自分おつかれー！」

 

森田療法推し（笑）で引き続きロシア語を勉強中の臨床心理士
もりりんですよ～
シャンシャン好きで臨シャンシャン理士もやってま～す

 

4月になり新年度が始まりましたね！
皆様はいかがお過ごしですか？

私はこの4月でロシア語の勉強を初めて4年目に入りました
実力はロシア語検定最低級もおぼつかない水準を未だにウロウロ汗
それでも毎日一行でも一単語でも口にするように頑張って？ます

さて今回の記事ではすごくおいしいお菓子の作り方をご紹介します
画像にありますが伝統的なロシアの焼き菓子です
その形からアリ塚 "муравейник"と名付けられています
（発音はムラヴェイニク）

余談ですが？ロシアの人々ってなんか天然っぽく感じるんですよね
実際に交流をもつのはちょっと怖くて積極的になれないのですが
YouTubeで見ている分には天然ぽく飾らない感じがとても好印象です

でYouTubeでロシア情報を楽しむ中で知ったのがこのアリ塚ケーキ
ものすごくおいしいらしいけど日本で簡単には買えなそうなので
なんとか自分で作れないものかとレシピを探してみました

そしたらYouTubeで探すとレシピが色々あったので挑戦したわけです
いろんな動画で工程を見るとなんとか自分にも作れそうに思えました
で作ったら出回ってる画像そっくりなので多分再現できていそうです

そしてお味の方は今まで食べたことがない食感がものすごく美味！
サクサクで甘～くて紅茶と一緒に頂くともう天にも昇るおいしさ！
"Молодец!"　よくやった！と自画自賛が止まりません！
（発音はマラジエーツ）

そこでぜひとも読者の皆様にもこのお菓子のすばらしさをお伝えしたく
今回写真とともに作り方を書くことにしました

ではさっそく作っていきましょう！
私はまず最初にキャラメルシロップを作るところから始めます
このお菓子全体をまとめ上げてくれるのがこのキャラメルシロップです

材料：　砂糖30g　水30g（この2つはカラメル作り用）
　　　　　牛乳200ml　砂糖80g　はちみつ（お好みで）大さじ1
　　　　　バニラエッセンス（あれば）

【キャラメルシロップの作り方】

　砂糖30g　水30g　を中火にかけるとブクブク泡立ちだんだん黄色みを帯び煙が出てきて薄茶色になる
火からおろすとこげ茶色のカラメルになる　そのまま冷ましておく

カラメルに牛乳200ml　砂糖80g　バニラエッセンス（あれば）少々を加え弱火～中火でやさしくかき混ぜながら煮溶かす

中火～強火でかき混ぜながらトロッとなるまで煮詰め（時々火から下ろしトロみをチェック）火を止める

バター40g　はちみつ（お好みで）大さじ1を加える
これでキャラメルシロップ完成！　後で使うまでどこかに置いておく

さあ次は生地を作ってクッキーを焼きます！
生地を細く天板に並べるやり方がこのお菓子の食感に生かされます

材料：①薄力粉250g　砂糖50g　塩一つまみ　
　　　　ベーキングパウダー2g（小さじ1/2）　冷たいバター125g
　　　②卵1個　サワークリーム（ギリシャヨーグルトか水を切ったヨーグ　
　　　　ルトでもOK）50g
　　　③くるみ（おこのみで）
　　　④黒ごま（ケシの実が正式）

【クッキーの作り方】


ボールに①の粉類を入れて混ぜ合わせたところにバターを投入し切り混ぜる　次に両手の指で粉類とバターを混ぜてそぼろ状にする


そぼろのところに卵とサワークリーム（かヨーグルト）
を加えスプーンで混ぜ合わせ最後は手で均等に混ざるまでこねる

これで生地が完成　次は生地をクッキングペーパーの上に広げます
私は2回に分けて電子レンジのオーブン機能で焼きます

ここでクッキングペーパーをレンジ皿の大きさに切って2枚用意します
ここでオーブンを点火し200度に温めておきながら次の作業をします


生地をそば状にする必要があるのですが私はマッシャーを使います
生地を数回押し6cmほどのそば状にしたらナイフでペーパーに落とし火が均等に通るようにある程度塊をばらけさせ広げます

そば状生地第1便をオーブン200度で15分～20分焼きます
その間にそば状生地第2便を用意します


そば状生地が焼けたら冷ましてボールの中で手で小さく砕きます
お好みでくるみも同じ大きさに砕いて加えるとなお美味しくなります


ここで最初に作ったキャラメルシロップのお鍋の登場です
少し温めて混ぜながらバターを完全に溶かしたシロップに砕いた生地を投入し生地とシロップをまんべんなく混ぜ合わせます

ここでラップを大きく切って深いお皿に隙間なく敷き詰めておきます


ラップを敷いたお皿の中に生地を押し付けるように入れていき最後はラップの上から両掌で体重をかけるように強く生地を押し固めます


押し固めたら生地の上にかぶさったラップを広げて平らなお皿をかぶせひっくり返します
生地をお皿に出したら崩れないようにそっと全部のラップをはがします

黒ごまをアリに見立てて振りかけて飾ります
お皿ごとか別の容器に乗せて冷蔵庫で数時間冷やし固めます
私は午後3時頃作り始めその夜冷蔵庫に入れ翌朝のお楽しみにします


数時間後冷蔵庫から出すとカチカチに固まっています
崩れないかドキドキしますがナイフを入れるとちゃんと切れます
この断面！美しいですね～

私は紅茶とともにいただくのが大好きですがコーヒーも合うと思います
断面を眺めながら頑張った自分にほれぼれしながら食します(笑)

サクサクのクッキーと甘いキャラメルが相まって悶絶のおいしさです！
こんなにおいしいお菓子をもっと多くの日本人が知って食べてほしい
もう私はムラヴェイニク屋さんになっちゃおうかとも考えてます（冗談）

①おいしそう！食べたい！（森田療法が重視する自然な欲求）
②自分に作れるか？難しそうだな…（欲求があるところに不安がある）
③できるか不安だけど食べたいからやってみた！超おいしいじゃん！

①②③の過程を経て不安を抱えながら段々に行動ができるようになり
不安になることが異常ではないことを体験して理解できるようになり
人生の様々な場面で必要なものごとに取り組めるようになります

美味しいケーキの話から一転して森田療法の説明へと急な方向転換
最後は不安な悩みがあっても充実して生きていくことが可能だよと
それをお伝えして今回の記事をしめたいと思います

今回の記事がお悩みに苦しんでいてよくなりたい方にとって
少しでも参考になったならうれしく思います

あずま通り心理相談室・上野の森クリニック・生活の発見会で
不安にお悩みの方の心理的な支援活動を行っています
お気軽にご相談ください！



　記事に他に何かつけ加えることはありますか？　





　できたらロシア人の方にこのお菓子を味見してほしいです一同(笑)

自分の悩みが　神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人が　たくさんいます

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Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

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4月も後半になりました
皆様いかがお過ごしですか？

気温の変動が大きくて日々の着る物選びが悩ましいこの時期
豚革スエードのハーフコートがあって今頃ちょうどいい感じなんですが
それを出して羽織ろうとしたところ襟元や袖口の汚れが気になりました

でも革製品をクリーニングに出すと相当な高額になっちゃうのですよね
そこでネットで調べ恐る恐る水洗いしてみたらスッキリとリフレッシュ！
これでしばらくは上に着るものをどうするかの悩みが少し減りました

さて今回のタイトルは「パニクるのは人によく見られたいから」

自分もそうなんですけど人からよく見られたい気持ちってありますよね
やっぱり人からよく見られたら生きていくうえで色々好都合ですからね
なので人間なら当たり前にだれにでもその気持ちがあるのが自然です

よく見られたいから当然人前ではいつも人目が気になって緊張します
1人で部屋にいれば人目が気にならないから緊張しないのと反対です

緊張すると当然のこととして身体的反応がいろいろ起きてくるものです
動悸や吐き気や震えや胃腸過敏などは代表的な身体的反応です
これらの身体的反応は生命維持本能から起こる全く正常な反応です

全く正常な健康的な反応なのですが（←ここが大事！）
これらの身体的反応が起きることを弱みが人前にさらされることと考え
できる人じゃなくてダメな人だと思われちゃうじゃん！と不安になります

そこで正常な身体的反応が人前に出るときの不都合な症状になります
そこで不安な気持ちから症状を理由に人前の場面を避けたくなります

人前の場面を避けると一時的に不安感の苦痛を回避できるのですが
回避する度に人前の場面に出ることの苦手意識が強くなっていきます
人前が怖い自分をダメな人間と思い行動が委縮していってしまいます

症状がなかった時に普通にやれていたことをやることが怖くなります
どうしてできなくなっちゃったんだろうと自信をなくして落ち込みます

以上を要約すると人に良く思われたい気持ちが緊張と症状を生み出し
緊張と症状を弱点視し人を避けるほど人が怖くなり自分はダメと感じる

でも上記したように緊張と症状は生命維持本能の働きが正常な証拠
生命維持本能が正常ということは何も治す必要がなくダメでもないです
緊張は人によく見られたいから起きるという道理がわかれば十分です

ですから人と関わることや社会生活が緊張して怖いと感じる人でも
必要であれば人と関わって充実して生きたいという気持ちがあれば
今の正常な緊張や症状を持ちながら何にでも挑戦して全然OKです！

パニクりながら気になることや必要なことにいろいろと取り組みながら
自然から与えられた命の時間を充実感をもって生きることができます
自分は人から良く見られたい気持が強い人なんだなってそれだけです

そういう自分なんだなってだから緊張するし人が怖いんだなって思って
自分なりにその時々なりのベストを尽くすことで充実感が得られます
人の評価より充実感のほうが楽しいものだと自然に思うようになります

今回の記事がお悩みに苦しんでいてよくなりたい方にとって
少しでも参考になったならうれしく思います


あずま通り心理相談室・上野の森クリニック・生活の発見会で
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お気軽にご相談ください！



　スエードコートの縮みやごわつきはどうでしたか？　






　柔軟剤や陰干しがよかったのか全く問題ありませんでした一同(笑）

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そのポイントは？

Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）
Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）
Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

１ミリでも発揮のために動いたら　
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
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4月末となりゴールデンウィークに入りました
皆様いかがお過ごしですか？

私は毎年ブログに書いていますがゴールデンウィーク恐怖症なんです
皆が楽しそうなのに自分だけ予定がなくみじめに感じるのが症状です
でも今年は自粛ムードのせいなのか例年ほど感じていない状況です

このところはしのぎやすい気候に誘われて休日は散策を楽しみます
今回描いた子メロンは散策先の八百屋さんで見つけて即買いしました

子メロンは摘果メロンが正式な呼称でこの時期だけ買うことができます
浅漬けにするとポリポリした歯ごたえが病みつきになるおいしさです

さて今回の記事は最近なるほどと思ったことを2つ書こうと思います
2つともYoutubeで見た大学の先生のお話からなるほどと思いました

1つ目はなぜ多くの人達が自分がダメ人間と思ってしまうのかについて
2つ目は人は恐怖感からどのように回復するのかについてです

まず1つ目に関し相談者様には共通して否定的な自己認識があります
つまり理想像に対し自分は劣っているという考えに染まり悩んでいます

ではその理想像はどこから来ているのかといいますとこれまでは
親の言動や学校での経験等から学習したものと私も考えていました

そうなると家や学校の経験が自己否定感の元凶だと考えるものです
確かにそれで納得はできますが後向きな辛さがいつもつきまといます

幼少期の環境が一生を左右すると思うと理不尽でたまらなくなります
私も長い間過去の周囲への恨みの感情が消えないことに悩みました

しかし最近なるほどと気持ちが少し軽くなるような情報に出会いました
それは人間の大脳皮質は最初に得た情報を正しいと考える性質だと
これは武田邦彦中部大学総合工学研究所特任教授の説明からです

なので環境だけはでなく脳の性質もまた自己認識を誤らせるわけです
大脳皮質の性能の欠陥が正しい自己認識をもてなくさせているのです

お前はバカと言った方の周囲の側が不適切な情報を与えたと同時に
脳の側にも最初に言われたバカが正しいとの刷り込みがされてしまう

この前提からすると自己否定感の元凶は周囲や過去だけではなくなる
周囲や過去を変えようとして変えられない苦しみが減りそうに思えます

周囲や過去も関係あるけど脳の思い込みも事実を見誤らせているなら
脳の性質を知ることで正しい認識に検討し直すことが可能になります

森田療法での完全欲の強い気質が誤認識を強化させる説の基礎に
大脳皮質の欠陥があるんじゃあしょーがねえと肩の力が抜けます(笑)

2つ目は人は恐怖感からどのように回復するかについてでした
その答えは安心感で恐怖感を上書きする体験を重ねるということです
これは井上正康大阪大学医学部名誉教授（分子病態学）の説明です

この説明は井上教授が人々にコロナを怖がらなくて大丈夫ですよと
説かれている動画の中でされていて心理士として大変同意しました

感情は本能的性質を持つため理屈で変えることは到底できません
恐怖感は安心感を覚えることによってのみ和らいでいくものです
森田正馬博士も感情を知識で変えることは不可能と言われています

そこで安心する人や情報や環境に接することが回復に必要になります
カウンセリングや自助グループが回復に役立つ理由がよくわかります

武田教授と井上教授による人間の脳と感情の性質の説明を聞いて
森田正馬博士の学説を補強しまた一致するものであることがわかり
カウンセリングを安心感の場にすることが自らの役割と再認識しました

今回の記事がお悩みに苦しんでいてよくなりたい方にとって
少しでも参考になったならうれしく思います


あずま通り心理相談室・上野の森クリニック・生活の発見会で
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お気軽にご相談ください！



　摘果メロンはスーパーで見かけませんね？　





道の駅等にあるそうですが市場的な八百屋さんで買いました一同(笑)