自分の悩みが　神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人が　たくさんいます

あなたのお悩みと　「神経症」と　「森田療法」をつなぐ臨床心理士のブログです

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法の記事や神経症克服に役立つ記事を載せています

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法とは
神経症克服のための実践方法です
そのポイントは？

Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）
Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）
Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

１ミリでも発揮のために動いたら　
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
最後にひとこと　「自分おつかれー！」

 

森田療法推し（笑）で引き続きロシア語を勉強中の臨床心理士
もりりんですよ～
シャンシャン好きで臨シャンシャン理士もやってま～す

まだまだ冬服が手放せませんが徐々に春めいてきましたね
突然ですが皆様ウール素材のセーターやカーディガンやマフラーや
ダウン入りの上着など冬服のお手入れはどんな感じでしていますか？

私はずーっと長い間毛糸のニット製品やダウン入りの服などを
洗濯機の冷水で洗っていますが一度だけワンピースが縮んだ以外は
特に大きな問題はありません（おしゃれ着用洗剤と柔軟剤使用）

やはり冬の間複数回着ると首回り等皮脂汚れとかつくじゃないですか
マフラーなんかも歩いている間に汗をかいて湿ったりもしますしね
なので何回か着ては水洗いで汚れを落とし気持よくまた着る感じです

さすがにスカート等で洗えなそうなものはクリーニング店に出しますが
それはシーズン後にまとめてお店にお願いすることにしていて
それ以外はホームクリーニングでばっちりです

それはそうと今回ははっさくの絵をペイントソフトで描きました
この季節柑橘類が数多く出回る中で一番好きなのがはっさくなのです
香りや薄皮のむきやすさやほろ苦い甘さが一番好きな理由です

さて本題ですが今回のタイトル「自分ほめ習慣のじわじわ効果」
相談者様に共通している思考習慣に完璧主義思考があります
その思考が常に自分を監視して自己評価を不当に下げてしまいます

他の人はちゃんとやれているのに自分はだめだと自分を責めます
自分を責めることはよくないと思いつつもどうしてもやってしまいます
でもやはり自分を責めると悲しくて苦しい気持ちになってしまいますね

今生きづらさを抱える方たちは皆さん自分責めに苦しんでいられます
仕事や体調管理や人間関係がうまくできないというご相談に対して
不安や感情の特徴を助言してもすぐに心に響かないことは多いです

そこで詳細にお話を伺うと不安のさらに奥に自己否定感があります
物心ついてから自己否定感がずっとあるという方はたくさんいられます
自己否定感にずっと苦しんで生きてきたのは本当に大変なことでした

生育環境や社会環境の中でいつの間にか自分はだめなんだと感じ
常にこうあるべき理想像に合致しない自分を否定して苦しんでいる
だから天賦のよい資質があることに気がついてもらう必要があります

そこで自分をほめてあげてくださいねと助言することが多くなります
自分をほめてあげてと言われてもという感じでピンとこない反応ですが
それでよくなった例をお伝えするとちょっと納得の表情に変化します

自分ごときダメな人間が自分をほめても意味がないんじゃないかと
そう考える人がほとんどでかつて私自身もそう考えていたものでした
でも半信半疑でも口先だけでも自分をほめる作業を続けてきました

自分をほめてすぐに自己否定感がなくなるわけでは全然ないのですが
自分ほめを何年も続けているうちに心の温度が上がってきた感じです
ほんとうに何年もかけて心の低体温症がじんわりと改善する感じです

心は心の温度が上がることで成長が始められるのではないでしょうか
心が成長すると自分を全否定することを自然にしなくなるみたいです
もちろん状況に反応し感情が常に変化することに変わりはありません

でも心の基礎体温というのでしょうか心の平熱というのでしょうか
それが改善されているからかやはり前より気持ちの明るさが安定し
自分ほめ習慣で平熱は保たれ安心感が定着しているように感じます

自分をほめて心の温度が上がるなんてまったく非科学的意見ですね
検証できないからエビデンスなんかいつまでもとれない仮説ですね

でも経験的に考えてそれほど間違ってはいないんじゃないかと思うし
賛成されたりなるほどと思われる方もいられるかもしれませんね
とはいえ自分も発展途上人なので現時点での考えとしておきますね

ということで今回の記事では
自分ほめの習慣が完璧主義や自己否定感による生きづらさの改善に
じわじわと役立つようだという考えを書きました

自分ほめの方法は良く起きたねよく顔を洗ったねよくご飯食べたね
よく歯磨きしたねよく着替えたね等できて当たり前と思っていることを
なんでも注目してほめてあげるようにするやり方がいいと思います

今回の記事がお悩みに苦しんでいてよくなりたい方にとって
少しでも参考になったならうれしく思います

あずま通り心理相談室・上野の森クリニック・生活の発見会で
不安にお悩みの方の心理的な支援活動を行っています
お気軽にご相談ください！


　他にはどんな風に自分をほめたらいいですか？　





　　今日もよく生きているねと毎日ほめるのもぜひやってね一同（笑）

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桜の花がほころびだしたところもあるみたいですね
袴姿で卒業式に向かう華やかな若い女性たちを見かけたりもしました
皆様はいかがお過ごしですか？

さっそくですが今回の画像の女性はだれでもありません(笑)
でもなんか生々しくって自分で描いたのにちょっと怖かったりして

ただテーマとしては女性の唇の絵がどうしても描きたかったのです
もういいかげんどこでもマスクを外して歩きたいんだよ！！！
そんな気持ちを込めて描きました

作者の怒りがこもっているのにうっすら笑っているのが不気味です(笑)
でも唇はいい感じにキュートに描けたのでよしとしたいと思います

さて今回の記事は「困った人から自分を守るいい方法」としました
皆様は知り合いに対して「断る」ことを簡単にできるほうでしょうか？
私はいい人に思われたい欲求が強い為「断る」ことはかなり苦手です

でもある時のカウンセリングでどうやって断るかという相談がありました
相談者様は知り合いから話し相手のターゲットにされて困っていました
相談者様の精神生活が脅かされるためなんとかしなくてはなりません

お知り合いのふるまいについて相談者様に話をくわしく聞いてみると
相手は相談者様と話したくて次の約束をグイグイとろうとするそうです
相談者様は逃げたいのですが相手の強引さに負けてしまうそうです

相談者様は嘘の口実を使って約束を回避したりしてはいるのですが
毎回嘘をつくことの葛藤もまた苦しいということでした

まったくお察しいたしますという感じでどうしたものかと私も困りました
「なんといって断ったらいいでしょうかね～」と二人して頭を抱えます
その時私はある案を思い出したので相談者様に提案してみました

その案をどこから仕入れたかといいうとある元外交官のお話からです
私は国際情勢に関心があり日本の外交姿勢にいつも注目しています
自国の安全は生活の基盤となるものなので日本国民として当然です

元外交官のお話というのはお隣の国との外交のやり方についてです
お隣の国の頭の人が諸々の思惑から日本への訪問を切望しています
しかしお隣の国の横暴なふるまいは日本国にとって大変に危険です

ここでやっかいなことに日本はお隣と経済的に密接な関係にあります
その為日本国内の政治家がお隣に毅然とした態度をとれていません
私は日本国民の安全最優先が当然と思うので歯がゆく感じています

昨年日本国政府がウジウジして国防の危機の最中にコロナ禍が発生
それを口実にしてお隣の国の頭の人の訪日は中止になりました
でもお隣はあきらめていませんからまだ安心できない状況が続きます

そこで元外交官の方は今後お隣が訪日したいと迫ってきたときには
このように断るのが良いとおっしゃっていましたがその方法というのは
「そのうちにね～」とニコニコ握手はするけど永久に実現させない方法

この方法ならお隣の国に世界の舞台で恥をかかせることは防げると
表向きはニコニコしながらとぼけて自国の安全を守るのがよいとのこと
ポイントは自分の身を守るためにはしたたかさが必要だということです

なるほどしたたかさかぁ～！と私は感心しこの方法を心にとどめました
外交技術を知ることは普段の人づきあいに生かせるものだと思います
そこで今回人づきあいの相談時に「おとぼけ法」を提案してみたのです

相談者様に最初に変な喩えかもしれないですがと前置きしたうえで
お隣の国との状況を共有し元外交官の「おとぼけ法」を説明してみたら
相談者様は関心をもって受け止めおとぼけの腕を磨くことになりました

断るかわりにとぼけるという方法を相談者様も斬新に感じてくれました
とぼけて切り抜けるという方法はしたたかでかっこいいですもんね！

但し正直者が最初からおとぼけ法をすんなりとできるとは思いません
でもおとぼけ法という方法を知っているのと知らないのとでは
気持ちの余裕に雲泥の差があるように思いますがいかがでしょうか？

断るかわりに「そのうちにね～」とニコニコして伝えるおとぼけ法は
嘘はつかず相手の気持に配慮を見せながら自分を守ることができます

社交辞令的行為としてとくに目新しいものではないかもしれませんが
私にはなるほど！と目から鱗で実用的な処世術だと思いました
日本政府もしたたかな外交力で国家の安全に注力してほしいものです

私も今後機会を逃さずおとぼけ法の実践経験を積み
もっともっとしたたかさを身に着けられたらと思います

今回の記事がお悩みに苦しんでいてよくなりたい方にとって
少しでも参考になったならうれしく思います


あずま通り心理相談室・上野の森クリニック・生活の発見会で
不安にお悩みの方の心理的な支援活動を行っています
お気軽にご相談ください！


　ええーっと　もっとしたたかになるんですか？　





　ええそうですよまだまだひよっこですからね（年齢の割に）一同（笑）

自分の悩みが　神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人が　たくさんいます

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そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
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今年は桜の開花が早かったですね
自室の窓辺のミニ胡蝶蘭も例年よりひと月程早く開花しそうな勢いです
自然界の時計の針がいつもと違う動きをしているのが気にかかります

ところでこの間所属する自助グループである番狂わせが発生しました
会場ロッカーが新年度以降使えない可能性が生じてしまったのです
原因は新年度ロッカー募集の申し込みをし忘れてしまったからでした

ロッカーには会の道具や森田療法書籍等10数Kg程を保管しています
同じ会場を使う人からの情報で募集期間終了を知り大変あわてました
（以下愚痴や不満の内容が含まれますがもしよければお読みください）

申込をし忘れたのは緊急事態宣言の会場閉鎖で会場に行かなくなり
受付の新年度ロッカー募集告知紙を見る機会がなくなったからでした
また会場閉鎖の連絡により受付業務も閉鎖と思い込んでしまいました

至急受付に問合わせると近々HPで再募集するから申込んで下さいと
それは納得せざるを得ませんでしたが一言文句を言ってしまいました
会場閉鎖連絡の際ロッカー更新作業は受付けると教えてほしかったと

すると利用団体は多数ある為そこまで個別の対応はしないとの回答
要は利用者側が忘れたのだから再募集に申込む以外に方法はないと
年度末までに現ロッカーの荷物は撤去してくださいとも言われました

確かに受付業務も閉鎖だと思込み申込み忘れたのはこちらのミスです
でも同様の失敗をした利用団体は他にも多数あったということを
電話応対した職員は言ったのでそりゃそうだろうと怒りを感じました

だって緊急事態宣言で会場が利用できませんと電話連絡を受けたら
会場がある公共施設が業務停止と思っても仕方ないのではないの？

受付は営業中と教えてくれたらロッカー更新に気づけたかもしれない
そう考えるのは自分の不注意を相手に責任転嫁することになるのかな
今後は1月のロッカー更新手続きを絶対に忘れるまいと肝に銘じました

ここまで愚痴不満をお読みいただいた皆様どうもすみませんでした
以下は自助グループの仲間たちとのその後の行動について書きます

筆者が大至急上記の事情をお仲間たちにメールで連絡をしたところ
それぞれからロッカー更新を忘れていたミスを謝る返信を頂きました

そして会場HPの再募集告知を見つけ次第筆者に連絡をくださる係と
ロッカー内の荷物を車で搬出し一時保管してくださる係が決まりました
その後各係の連携で無事に荷物撤去と再募集申込が完了しました

あとはロッカー使用枠に無事入れて新年度ロッカー使用許可証が届き
荷物を再搬入できることを祈るだけということになりました　ふぅ～

ということで今回の記事では緊急事態宣言によって起きた番狂わせと
それに対し仲間が各自できることをして協力し合ったことを書きました

森田療法を軸にお互いの心の成長を支え合う自助グループ活動です
その大切な場所をこれからも守っていきたいと皆真剣に願っています

今回の出来事で改めてメンバーの会への大きな愛情を感じました
その愛情が想定外の出来事もきっと乗り越えさせてくれることでしょう

その経験がお互いのきずなを深めそれぞれの心の成長につながれば
災い転じて福となすを実体験できるいい機会になるかもしれません

以上の出来事を皆様がお読みになられて
神経症に悩む人が自主的に集まり回復のために活動をしていることが
お伝えできて自助グループに興味をもたれたらいいなと思います

今回の記事がお悩みに苦しんでいてよくなりたい方にとって
少しでも参考になったならうれしく思います


あずま通り心理相談室・上野の森クリニック・生活の発見会で
不安にお悩みの方の心理的な支援活動を行っています
お気軽にご相談ください！



　ロッカーの森田療法の本はどんな本なのですか？　





　森田療法全集とか生活の発見会会員の体験記冊子等ですよ一同