自分の悩みが　神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人が　たくさんいます

あなたのお悩みと　「神経症」と　「森田療法」をつなぐ臨床心理士のブログです

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法の記事や神経症克服に役立つ記事を載せています

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法とは
神経症克服のための実践方法です
そのポイントは？

Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）
Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）
Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

１ミリでも発揮のために動いたら　
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
最後にひとこと　「自分おつかれー！」

 

ど～も～　
森田療法推し（笑）で引き続きロシア語を勉強中の臨床心理士
もりりんですよ～


まずは大雨で被害を受けた地域の皆様にお見舞いを申し上げます
心身に受けた痛手をどうかお大事になさいますようお願いいたします

さてちょっとだけ気が早いかもしれませんが盆踊りの絵を描きました
読者の皆様は盆踊りを踊った経験はあおありでしょうか？
筆者は子ども時代お寺の境内で浴衣で楽しく踊った思い出があります

今回の記事用になぜ盆踊りの絵を描いたのかといいますと
神経症の回復には仲間の存在が有効なのだとお伝えしたいからです

ツイッターをはじめてから3ヶ月目になりますが
森田療法に注目するメンタル不調の方々のツイートを拝見する中で
ボイスチャットを通した森田療法相互学習活動に関心を持ちました

ボイスチャット仲間がいたから神経症がよくなったとつぶやかれたり
ボイスチャットで久々に会話できる仲間ができたと喜ばれていたりして
仲間ということばがツイートされる度に大きく反応する筆者なのでした

というのは筆者自身も仲間といっしょに森田療法を勉強したおかげで
神経症を乗り越えることができたからです
筆者にとっての仲間は森田療法の勉強会の自助グループ仲間でした
（生活の発見会）

それから偉い先生を仲間と呼ばせていただくのは恐縮ではありますが
森田療法の創始者森田正馬先生も大先輩の神経質のお仲間です
そして森田先生もまた治った患者さん達と勉強会を開かれていました
（形外会）

どうやら「森田療法」と「仲間」とはとても相性がいい関係のようです

森田療法では実際の経験を基に不安は自然であることを知らしめます
不安なままでいるよりほかに方法がないのだということをわからせます
その気づきのための「装置」の役割が森田療法の実践といえるでしょう

「装置」と便宜上書きましたがつまりは各々の日常生活行動をさします
日常生活の必要な物事を不安であっても行うことが各々の実践です

とはいえ神経症のあの不安のままで電車に乗るとか会議に出るとか
食事会に出るとか学校に行くとか勤めに出るとか外出するとか等々
そんなの怖いからやりたくないし逃げたいに決まっています

でも実践を回避していたら不安を受け入れられるようにはなれません
なぜこんな苦労をしなくてはいけないのかと恨みがましくもなるでしょう

でも身を投じた結果として不安でもできるんだということがわかり
身を投じた結果として不安でも仕方がないと腹がすわってくるのです

その怖くて孤独な挑戦を勇気づけてくれるのが同じ神経症の仲間です
仲間は自助グループの仲間でも森田療法の専門家でもいいでしょう

神経症特有のしつこい不安のつらさをわかってくれる仲間が有効です
仲間が有効なのは一人では生きられない人間だから自然に思えます

必要な挑戦とその結果の小さな成功体験を積み重ねていくことで
不安は不安なままでいるより仕方がないものだという心境に達します

同時に不安はよく生きたいから起こるものであることを身をもって知り
この世界の中で自由自在に生きられる態度へと転換していきます

森田療法の単純で実直でわかりやすい正攻法っぷりは無双だな笑

遠回りしましたが盆踊りの絵を描いた件
自助グループ研究者の岡知史先生の例えをご紹介します
自助グループの中での成長は盆踊りに例えることができるそうです

盆踊りでは一人ひとりが自分の踊りを踊っています
新しく参加した人は周りの踊りをまねして自分も踊れるようになります
自分ひとりで踊るよりも早くそして楽しみながら踊れるようになります

なかには最初から盆踊りの輪に入ることに抵抗がある方もいられます
その場合はもっと小規模の一対一の関係から始めるといいでしょう

今回の記事で不安に悩む神経症の読者の方に
回復には仲間の存在が有効であることが伝わったらいいなと思います

相談室・クリニック・自助グループ「生活の発見会」の各所で
神経症に悩む方のお悩み解決のお手伝いをしています
あずま通り心理相談室のご利用をお待ちしています



　盆踊りではいろんなお店が出ていますね？　

　未だにりんご飴を食べたことがなくちょっと興味があります一同（笑）　　

自分の悩みが　神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人が　たくさんいます

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神経症克服のための実践方法です
そのポイントは？

Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）
Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）
Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

１ミリでも発揮のために動いたら　
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
最後にひとこと　「自分おつかれー！」

 

ど～も～　
森田療法推し（笑）で引き続きロシア語を勉強中の臨床心理士
もりりんですよ～

こう毎日毎日空一面が雲におおわれていると
スカーッと晴れた青空が恋しくて恋しくて
このままでは気が変になりそうな発狂恐怖の不安がよぎり焦ります

みなさまは筆者のような不安症状はいかがでしょうか？
ないことをお祈りしますがあっても森田療法があればノープロブレム笑

さて今回の画像はあるユーチューバーの男性の絵を描きました
読者の皆様はこの方をご存知でしょうか？
実物はこの絵の1.5倍くらい？かわいらしい青年の方です

ユーチューブで国際情勢のニュースを見るのが趣味という筆者ですが
ある国名で検索していたところこちらの男性の動画に遭遇しました

この男性は「ゆゆうた」さんという有名なユーチューバーの方です
電子ピアノの弾き語りの動画を中心に活動していられます

ゆゆうたさんをご存じない読者の皆様にも見ていただきたいのですが
動画をご覧になる際は一人で見るかイヤホン着装を推奨いたします
その理由は一度ご覧になればおわかりいただけると思います笑

なんといってもオリジナル曲の歌詞が常識をくつがえす破壊力笑
筆者が描いた絵の中に詞の一部を引用させていただいておりますが

このゆゆうたさんの魅力はとにかくたのしそうにピアノを弾いている姿
お腹からおっきな声を出してはきはきしゃべるところも好感度◎です
天才的ピアノの才能と天然キャラなら人気がでて納得だしいいことだ

そのゆゆうたさんが視聴者の質問に答える動画の中で
こんな内容をお話されていたのが興味深かったのでご紹介します

自分は正直ほかの人にあまり関心がないんだよね申し訳ないけど
困っている友人の話を聞いているとき何かしてあげたいと思いながら
頭の中では今頃動画再生回数はいくつかなとか考えちゃうんだよね

この話を聞いて素直で正直な方だな～と感心してしまいました
彼はこう話しながらわかる？わかる？とみんなに聞いていましたが

友達が困っているのに親身になりきれないところがある自分なんだよ
こういう自己中心性をもっててよくないけどそれが自分なんだという
自分のありのままの姿を認めていられる姿勢がすごく潔かったです

その人間のありのままを異常なものと考えてしまうのが神経症ですね
自分の自己中心性を深く自覚すれば神経症はよくなっていくのです
そのありのままの自分を成長させていけるように変わっていくのです

セラピーで大切な一つに「いいなと思う人にあやかること」があります
いいなと思う人に近づいてよさを浴びることが回復に大変役立ちます

なので神経症で悩む方にはゆゆうたさんの動画をお勧めしたいです
ただしくれぐれも一人で見るかイヤホンをつけて見ることをお忘れなく
もしだれかと見てもOKならそれはとてもすばらしいことなんですけどね

ところで話は変わりいつも冒頭のご挨拶で書いているロシア語の勉強
始めてまる2年がたちついに文法の入門書を最後までやり終えました

通勤電車でスマホの誘惑に負けながらもなんとか第30課までやった！
えらいぞ自分！神経質性格の粘り強さのおかげだね

それでふと気づいたのですが私たち神経質な日本人てラッキーだなと
だって神経質の悩みにばっちり効く森田療法の本を原文で読めるから

もし外国人なら日本語を勉強しないと森田療法の本を読めないでしょ
もちろん翻訳されている本はいくつかあると思うけど
日本ほど森田療法の本がたくさん読める国は世界中どこにもない

例えばこの写真は森田正馬全集第4巻の写真なのですが
いろんな患者さんの日記や森田先生のお返事がすごく面白いけど
こんなに分厚い本をもし自分が外国人だったらとても読めないと思う

いやー
ほんと日本人は森田療法を苦労なしで受けたり読んだりできるから
ものすごく恵まれた国民だとあらためて感謝の気持ちがわいています

ということで今回の記事では
ユーチューバー「ゆゆうた」さんの話から自覚の大切さについてと
日本人は母国語で森田療法が読めてすごくラッキーだと書きました

この記事が神経質に悩む方々のヒントになればいいなと思います

あずま通り心理相談室・上野の森クリニック・生活の発見会で
神経質にお悩みの方の心理的な支援活動を行っています
お気軽にご相談ください！



　　どこの国名で検索したのですか？　　

　　それはゆゆうたさんの動画の中から探してみてください一同（笑）

自分の悩みが　神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人が　たくさんいます

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神経症克服のための実践方法です
そのポイントは？

Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）
Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）
Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

１ミリでも発揮のために動いたら　
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
最後にひとこと　「自分おつかれー！」

 

ど～も～　
森田療法推し（笑）で引き続きロシア語を勉強中の臨床心理士
もりりんですよ～

いやー！やーっと晴れました！久々の青空！スカッとした気分！
お天気ってメンタルヘルスに影響しますよねー

久々にシーツや布団カバーを洗濯したんですけど
いざ干そうとしたら洗濯機の底に扇風機のリモコンがコロン・・・
ぎゃー！

押しても作動しなくて分解したら中のボタン電池がびしょびしょ・・・涙
だめもとで自然乾燥させながらリモコンの通販をさがしていたところ

しばらくしてボタン電池を再セットしてみたら扇風機がまさかの作動！
今年の10大ニュースに入れたくなるくらいうれしい出来事でした笑
やるじゃんTOSHIB○！

なんて楽しそうな感じのことを書いていますけど
この一両日風邪気味なのかだるくて身体がしんどいんですよ
神経質のヒポコンドリー気質っ子なので体調にとらわれ中なんです

（ヒポコンドリーとは病気を恐れる意味で生存欲のあらわれ）
「神経質の本体と療法」森田正馬著より

とはいえいろいろとやらなくちゃならないことがあって
朝から体調に注意をめぐらせまくって焦りまくって落ち込んでいたら
今回の記事のテーマが決まりました笑

不安にとらわれている相談者様は口をそろえてこうおっしゃいます
「とにかく朝の気分が最悪です」「朝の不安が一番つらいです」

わかるわかるほんと朝の不安ってきついっすよねー（急に何？！）
筆者も神経症でうつ状態がひどかった頃
朝起きると首や胸に寝汗をびっしょりかいてこんなふうに考えました

ああ息が苦しい・・・息ってどうやってするんだっけ・・・
吐いて吸うんだっけ吸って吐くんだっけ
どうやって今日一日生きていったらいいんだろう・・・もう最悪

もう絶望しかなかったですね廃人になってしまったかのようで
どうしてあの元気だった自分がこんなふうになってしまったのかと
とにかく落ち込んでうつ状態で先が見えなくて朝から本当につらかった

今もやっぱり体調不良にとらわれやすい自分ではあるのですが
うつ状態がつらかった頃よりずっと落ち着いた態度になってきています

なぜそのように変わってきたのかというと
それはやはり森田療法でとらわれのメカニズムを知り
体調不良と感じながら必要な行動をしてきたからということにつきます

とらわれのメカニズムとは不安をなくすための行動をしていると
ますます不安にとらわれてしまうということです

森田療法でとらわれのメカニズムを知る前までは不安をなくすために
体調不良を治そうとしてなるべく布団で寝てすごして
重病の人のような生活を送りながらもんもんとして暮らしていました

でもとらわれのメカニズムを知ってからは
朝体調が悪くて気分が悪くても必要に迫られて行動しているうちに
思いがけずいい仕事ができたりうまくいったりすることを経験しました

えー！意外！わかんないもんだなー！て感じのことがありました

実際今回久々に４コマまんがを描くことができました！（上の画像）
全コマとも目が半分閉じて描かれているのは
決してテキパキ動いているわけじゃないよ！とお伝えしたいからです

朝の体調がよくなくて気分が最悪　≠　だから一日中何もできない
朝の体調がよくなくて気分が最悪　＝　でも必要なことがあればできる
このような公式的な考え方が経験的に培われていきました

そして自分の考え方の傾向に気がつくようになりました
物事に対して決めつけやすくて極端な考え方をしやすい
すぐに結論を出してしまわないと気が済まない

自分の考え方を自覚した今は体調に関してはこのように考えます
実際には体調が悪くてもそれなりにできることもあるものだ
人間は体調が悪いから何もできないというほど単純なつくりではない

このようなふうに考え方が変わってきたことで
体調に限らずあらゆる物事や事態に腰をすえて腹を据えて
自分の感覚を軸に取り組むという態度や行動に変わっていきました

人から怒られるからとか嫌われるからとか否定されるからという動機で
ひたすら自分を防衛するだけの回避的な生きる態度から
自分を生かす態度へとだんだんと自然に転換していきつつあります

今は朝が体調が悪いとそれはたしかに気分は落ち込みますが
あーまてよ今日は何をやる日だったっけな
何をして何をやらないでなるべく無理をしないで体調を回復させよう

体調管理モードにシフトしつつ自分のやるべきことを取捨選択して
今日を一日生きていくことが今はできるようになりました
朝呼吸が浅いなと感じることはあってももうパニックには至りません

繰り返しますがなぜそのように変わってきたのかというと
それはやはり森田療法でとらわれのメカニズムを知り
体調不良と感じながら必要な行動をしてきたからということにつきます

いろいろ気にしやすく何事にも自信がなくて物事を回避しがちな方は
森田療法で自分らしく生きることができるように生まれ変われます

この記事が神経質に悩む方々のヒントになればいいなと思います

あずま通り心理相談室・上野の森クリニック・生活の発見会で
神経質にお悩みの方の心理的な支援活動を行っています
お気軽にご相談ください！



　　４コマ目の手は何をしているのですか？　　

　　　　　右手にスマホ左手で鼻の横を掻いています一同（笑）