自分の悩みが　神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人が　たくさんいます

あなたのお悩みと　「神経症」と　「森田療法」をつなぐ臨床心理士のブログです

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法の記事や神経症克服に役立つ記事を載せています

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法とは
神経症克服のための実践方法です
そのポイントは？

Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）
Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）
Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

１ミリでも発揮のために動いたら　
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
最後にひとこと　「自分おつかれー！」

 

ど～も～　
森田療法推し（笑）で引き続きロシア語を勉強中の臨床心理士
もりりんですよ～

今日から令和　新しい時代です

新時代を迎えた喜びで替え歌「ふあん　ふあん」を作りました
「チューリップ」の替え歌です
すぐ覚えられて簡単に歌えます


「ふあん　ふあん」

ふあん　ふあん　どうしてなるの？
よくぼう　よくぼう　あるからなるの
ふあんとよくぼう　おもてうら

ふあん　ふあん　どうしたらきえる？
じかん　たてば　しぜんにきえる
こころはいつも　ながれてる

ふあん　ふあん　あってもいいの？
いいよ　いいよ　あってもいいよ
ふあんのいみは　あこがれだ


不安はよりよく生きたい欲望があるから生じる感情です
よりよく生きたいとあこがれているから不安を感じます

不安のお悩み解決には不安の性質の理解が必要です
不安が自然な感情であると理解できれば悩みは悩みでなくなります

令和も不安に悩む方々のお悩み解決のお手伝いをがんばります
あずま通り心理相談室をよろしくおねがいいたします


最後にお知らせです　
下記の予定で筆者が神経症からの回復体験談を話します
ご関心ある方はぜひご参加ください

2019年5月9日（木）　11時～15時
生活の発見会「多摩平日懇談会」10周年
場所　八王子市生涯学習センター（八王子駅北口徒歩3分）



　替え歌がブームなんですか？　





　　不安解決に役立ちたい気持ちが替え歌になりました　一同（笑）

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Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）
Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）
Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

１ミリでも発揮のために動いたら　
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
最後にひとこと　「自分おつかれー！」

 

ど～も～　
森田療法推し（笑）で引き続きロシア語を勉強中の臨床心理士
もりりんですよ～

ゴールデンウィーク後半ですね
みなさまいかがお過ごしですか？

私は３日前から両まぶたがかゆくて赤くて
でも病院はお休みなので行けずにえーんえーん
（この記事投稿後にGW中開いている眼科を受診できました）

そんな中森田療法の大事な要素を入れて
替え歌をまた作りました

一番が平等観　(自分だけが悩むのではない)
二番が運動観　(物事は常に変化している)
三番が人間観　(人間は自然である)

めだかの学校の替え歌です


ふあんの学校

ふあんの学校は　シャバのなか
じーっと見つめてみてごらん
ちょーっと動いてみてごらん
みんなも悩んでもがいてる

ふあんの学校は　シャバのなか
そーっと笑ってみてごらん　
ちょーっと動いてみてごらん
こころもからだも軽くなる

ふあんの学校は　シャバのなか
じーっと感じてみてごらん
ちょーっと動いてみてごらん
しぜんがしゅくふくしているよ

シャバの不安に悩む方々のお悩み解決のお手伝いをがんばります
あずま通り心理相談室をよろしくおねがいいたします

最後にお知らせです　
下記の予定で筆者が神経症からの回復体験談を話します
ご関心ある方はぜひご参加ください

2019年5月9日（木）　11時～15時
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場所　八王子市生涯学習センター（八王子駅北口徒歩3分）


　まぶた大丈夫ですか？　




　　　　ひんぱんに鏡で状態チェックしています　一同（笑）

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そのポイントは？

Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）
Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）
Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

１ミリでも発揮のために動いたら　
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
最後にひとこと　「自分おつかれー！」

 

ど～も～　
森田療法推し（笑）で引き続きロシア語を勉強中の臨床心理士
もりりんですよ～

♪線路は続くよの替え歌で
まーだまだつづくーよー　
替え歌がー　あははー！

今年のゴールデンウィーク　
はからずも替え歌作りにはまっちゃってます
頭をひねって森田療法のエッセンスをつめこんでます

「うみ」の歌ごぞんじですか？
よかったら声に出して歌ってみてくださいね


♪うみの替え歌

　　　　　　　ふあん

ふあんは　いやだな　くるしいな
むねが　もやもや　きがしずむ

ふあんは　なくせる　ものじゃない
ふあんで　いるのが　あんしんだ

ふあんの　おまもり　ぶらさげて
いって　みようよ　どこまでも


自分の不安についてくわしくなれば
不安になるのは当たり前だと思えます
不安でもやりたいことに挑戦できるようになります

不安に悩む方々のお悩み解決のお手伝いをがんばります
あずま通り心理相談室をよろしくおねがいいたします


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下記の予定で筆者が神経症からの回復体験談を話します
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　なぜ「ふあんでいるのがあんしんだ」なのですか？　





　　ふあんをなくそうとするとよけいにふあんになるからだよ　一同（笑）

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ど～も～　
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今日はこどもの日
南関東地方はいいお天気
みなさまいかがお過ごしですか？

こどもの日に思うことは
こどものこころの健康には
おとなのこころの健康が大切

おとながふあんを理解すれば
おとなが自分のふあんをうけいれて
こどものふあんもうけいれられる

森田療法でふあんにくわしくなって
いきいき生きる知恵をつちかおう
生きる知恵をこどもたちにつなげよう

ということで
ふあんの替え歌第５弾は｢ふあんどきどき｣

ふあんに悩む方の生の声をもりこんで
リアルな感情をあらわしました
歌詞で｢森田療法｣のアピールもしています

｢どんぐりころころ｣の替え歌です
よかったら声に出して歌ってくださいね


♪どんぐりころころの替え歌


ふあんどきどき

ふあんどきどき　どっきんこ
あせりはじめた　さあたいへん
パニックでてきて　こんにちは
いやだよこわいよ　どうしよう！

ふあんもやもや　もやりんこ
しゅうちゅうできない　さあたいへん
どうしてこんなに　きになるの？
いつになったら　なおるんだ？

ふあんしこしこ　しらべたら
びょうきじゃないって　まあほんと
もりたりょうほう　やってたら
ふあんがしぜんと　ふにおちた


いつも不安に悩む方々のお悩み解決のお手伝いをがんばってます
あずま通り心理相談室をよろしくおねがいいたします


最後にお知らせです　
下記の予定で筆者が神経症からの回復体験談を話します
ご関心ある方はぜひご参加ください

2019年5月9日（木）　11時～15時
生活の発見会「多摩平日懇談会」10周年
場所　八王子市生涯学習センター（八王子駅北口徒歩3分）

　替え歌はまだありますか？　




　　　次回ブログでもうひとつお披露目するよ　一同（笑）

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ど～も～　
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長かった今年のゴールデンウィークも残りわずかとなりました
みなさまはいかがお過ごしですか？

さてゴールデンウィーク中筆者がはまった森田療法的替え歌作り
いよいよラストの曲のお披露目です

替え歌では全て神経症克服のための森田療法の真髄を歌いました
ラストは森田療法の学習活動を行う自助グループを歌います

筆者自身偶然森田療法の本に出会い自分が神経症であるとわかり
自助グループ「生活の発見会」に入会し森田療法の実践と
仲間との活動のおかげで神経症を乗り越えることができました

筆者に最も役立ったのは神経症の悩みを毎月仲間に話す実践と
自分の神経症の理解を仲間に「体験発表」するという実践でした
これらの実践が神経症の理解・人間の理解・自分の理解を深めました

神経症の理解・人間の理解・自分の理解を自覚といい自覚ができれば
観念でなく現実から出発し物事を観察し自由に動けるようになります
強迫観念のとらわれから自由の身になることが可能になります

筆者が自覚を深めて自由に動けるようになれたのは
生活の発見会の仲間が勉強と実践の場を作ってくれたおかげです

なので神経症を乗り越えたいけど一人では難しいと感じている方に
「生活の発見会」で仲間と森田療法を実践するやり方があるよと
お伝えしたいと思います

前置きがちょっとかたくて長くなっちゃいました
よかったら声に出して歌ってみてくださいね

♪「いちねんせいになったら」の替え歌です


「はっけんかいにはいったら」

はっけんかいに　はいったら
はっけんかいに　はいったら
しんけいしょうが　なおるかな
いきいき　いきたいな
しんけいしつを　いかしたい
はらはら　どっきどき

はっけんかいに　はいったら　
はっけんかいに　はいったら
こうどうてきに　かわれるよ
やくわり　ひきうけて
じんせい　べんきょう　やりなおし
じぶん　みがきだ　ぴっかぴか

はっけんかいに　はいったら
はっけんかいに　はいったら
しんけいしょうが　なおったよ
しょうじょうが　あったって
じゆうに　なんでも　できるんだ
はらはら　うっきうき


相談室・クリニック・自助グループ「生活の発見会」の各所で
不安のお悩み解決のお手伝いをがんばっています
あずま通り心理相談室をよろしくおねがいいたします


最後にお知らせです　
下記の予定で筆者が神経症からの回復体験談を話します
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2019年5月9日（木）　11時～15時
生活の発見会「多摩平日懇談会」10周年
場所　八王子市生涯学習センター（八王子駅北口徒歩3分）


　画像のイラストはなんの絵ですか？　





　　「はっ犬くん」という生活の発見会のキャラクターです　一同（笑）

自分の悩みが　神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人が　たくさんいます

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（不安な気持ちはそのまま感じたまま）
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Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

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最後にひとこと　「自分おつかれー！」

 

ど～も～　
森田療法推し（笑）で引き続きロシア語を勉強中の臨床心理士
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森田療法の学習自助グループ生活の発見会多摩平日懇談会
その10周年記念交流会に招かれて先日参加してきました

午前中は再入会されたメンバーの方が体験発表をされました
人からどう思われるかという強迫観念の悩みについてのお話でした
先輩をモデルに仲間とともに成長していきたいと涙を流されていました

午後は筆者が「女性のメンタルヘルスと森田療法」というタイトルで
一神経質女性の神経症体験として自身の回復体験を話しました

（当ブログで発表した替え歌を「替え歌集」の豆本にして持参し
勇気を出してみなさんにお願いして全曲合唱していただきました）

体験発表された方もおっしゃっていましたが
自分の神経症について見つめなおし文章にまとめて発表することが
漠然とした考えを整理することに役立ち自覚と展望がもたらされます

また体験発表の機会を作ってくれた仲間へのありがたさを感じることで
自分一人が苦しいという自己中心的姿勢の変化にもつながります

生活の発見会はその中で「かくあるべし」が強い自分を見つめなおし
自分の「かくあるべし」に気づき育ち直しがかなう場であると思います

さて今回のタイトル「外来森田療法で生き方について考えた」
筆者は講話の中で神経症再発治療での思い出を話しました

再発当時専業主婦で時間があるのに勤めに出られない自分のことを
弱いダメ人間だと否定してうつ状態が苦しくて精神科を受診しました
薬物療法と森田療法家の医師との対話治療を半年間受けました

医師から毎回「自由時間をどう過ごしたいか？」という問いかけをされ
はじめは「パートに出なくてはと思うが勇気がない」と答えていましたが
半年間で「好きなことをして過ごしていいと思う」と心境が変わりました

悩みつつ家事や生活の発見会の役割活動などした結果の変化でした
この心境の変化に医師は「かくあるべし」の考えがゆるんだとして
半年間の治療が終了となりました

森田療法の治療では症状そのものを治すべき対象とはせず
生活をいかに充実させるかを目的に対話をし生活の場で実践します
実生活が充実してくると考え方は自然に柔軟に変化していくものです

例えばどんなときでも意欲的で行動的でなくてはならないというような
常にこうでなければならないという非現実的な考え方の人もやがて
現実の中でどうしたいか何をすればいいか考え動けるようになります

森田療法を勉強中での神経症再発はショックなことではありましたが
最初の発症では森田療法以外の治療しか受けたことがなかったので
初めて森田療法の治療を受ける経験ができたし結果は二重丸でした

この患者体験によって神経症の治療に森田療法が適していることや
日常生活を充実させることで生き方や考え方が柔軟になれば
神経症は自然に治るという森田療法の主眼を理解できたと思います

神経症は苦しい体験ではありますが
人間について深く勉強することができるすばらしい体験でもあります
神経症の仲間との出会いも人間観をさらに深めてくれもするものです

相談室・クリニック・自助グループ「生活の発見会」の各所で
神経症に悩む方のお悩み解決のお手伝いをしています
あずま通り心理相談室のご利用をお待ちしています


最後にお知らせです　
下記の予定で筆者が神経症からの回復体験談を話します
ご関心ある方はぜひご参加ください

2019年6月9日（日）　13時半～17時
生活の発見会「浅草集談会」
場所　都立産業貿易センター台東館8F会議室（浅草駅徒歩5分）


　画像の方はどなたですか？　

　　　かつて頻尿恐怖に悩まれていたやさしい先輩です　一同（笑）
 

自分の悩みが　神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人が　たくさんいます

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ツイッターを始めてひと月弱
ブログの更新頻度を含めネットとの距離感を模索中であります

さてさて今日のタイトル「森田療法なら自己否定は向上心」
カウンセリング業務について一般の方から質問されることがあります
「話を聞いているうちに相手の悩みを背負ってつらくなりませんか？」

その質問に対しては次のように考えるのでこうお答えしています
「解決したいという健康な心との対話なのでまったく問題ありません」
そう森田療法の人間理解では悩みは向上心があるから生じるもの

たとえば仕事が続かないとか人付き合いが苦手だとか体調不安とか
それらに悩むのは乗り越えて充実して生きたいという欲求があるから
充実して生きたいという向上心が人一倍強いから人一倍悩むのです

でも相談者様に神経質性格の特徴は向上心が強いことを伝えても
ほぼ100パー自分は怠け者で向上心など強くありませんと返されます

私自身も森田療法の本で神経質の性格特徴を勉強してはじめて
自分には強い向上心があるということを知っておどろいたものでした
読書も勉強も仕事もさぼりたい自分を怠け者だと認識していましたから

でも単純な怠け者であるだけなら怠けることを省みて悩んだりしません
やはり怠け心と競り合う強さの向上心が神経質性格者にはあるのです
だからこそ怠けながらいつもこのままではいけないと悶々とするのです

自己否定感が強いことを治したいが方法がわからなくて悩んでいる
このようなお悩みも度々伺いますがこれもまた悩みを乗り越えたい
向上心の強さゆえのお悩みだと考えることができます

自分に自信がないとか自己否定感が強いから劣等感が苦しい
劣等感が苦しいから人と交流することが苦痛で避けたい
そういう自分という人間は健康な人と違って欠陥があるにちがいない

そのように考えている神経質性格の人はたくさんいます
私は毎月神経症の学習自助グループ生活の発見会に参加しますが
自己否定感や劣等感のお悩みは定番中の定番のお悩みです

私自身も自己否定感や劣等感にとらわれやすいところがありますが
森田療法で勉強したことで特に向上心が強いことと感情が流れること
それらを思い出して日々の生活を営んでいます

それでもいやなことや失敗があればすぐにとらわれてしまいます
とらわれの糸にからまってころんでうつ気分に陥ることもしばしばです
でもやはり向上心が強いことを支えに行動しているうちに立ち直ります

最近はだんだんとこのままの自分のまんまでいいじゃないかと
むりやり自分に言い聞かせるのではなく
ほんとうにそうだよな～という寛大な気持が自然に育ちつつあります

今回の画像は神経質性格の人は悩むけど向上心が強いおかげで
転んでもはって起き上がりながら人間性の真実に気づくことができる
人間性の真実が自分の生きる知恵となって成長していくことができる

（人間性の真実とは人間の性質の本来のありかたのこと）

そのようなすばらしい（笑）さまを絵に描いてあらわしてみました
これを見てくれた神経質の人が自分のすばらしい資質に気がつき
これからの人生に展望を持ってもらえたらいいなと思います

相談室・クリニック・自助グループ「生活の発見会」の各所で
神経症に悩む方のお悩み解決のお手伝いをしています
あずま通り心理相談室のご利用をお待ちしています


最後にお知らせです　
下記の予定で筆者が神経症からの回復体験談を話します
ご関心ある方はぜひご参加ください


2019年6月9日（日）　13時半～17時
生活の発見会「浅草集談会」
場所　都立産業貿易センター台東館8F会議室（浅草駅徒歩5分）



　やはりころぶことがありますか？　

　　　はい七転び八起きそのものの毎日を送っていますよ　一同（笑）

自分の悩みが　神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人が　たくさんいます

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さて今回の記事では本を紹介したいと思います
本のタイトルは「神経症からの『回復の物語』」
―森田療法を学び支えあった人たちの成長の記録　

神経症からの「回復の物語」―森田療法を学び支えあった人たちの成長の記録 2,052円 Amazon

ツイッターで投稿者がよく森田療法の本の紹介をしています
森田療法のいい本はないですか？という質問もみかけたりします
そこで今回の記事ではこちらの本をご紹介いたします

この本には森田理論の学習・実践活動を通じて神経症を克服した
生活の発見会会員の「回復の物語」が書かれています
生活の発見会とは全国組織の森田療法の学習自助グループです

どのような人たちの回復の物語が載っているのかといいますと
次のような症状の12名の方が登場しています
どの方も集談会という学習グループ活動に参加して回復されました

１．強迫神経症から立ち直ったIさん
２．吐き気と過呼吸発作に襲われたWさん
３．視線恐怖と劣等感を解消したYさん
４．吃音恐怖、電話恐怖に克服したHさん
５．手足や首、声の震え恐怖を治したYさん
６．強迫観念、被害感を解きほぐしたKさん
７．不潔恐怖、確認恐怖、閉所恐怖から脱出したTさん
８．パニック障害、不眠障害から救われたFさん
９．抑うつ、乗り物恐怖、雑談恐怖から回復したTさん
１０．引きこもり、劣等感、自殺未遂を体験したMさん
１１．不眠恐怖、抑うつ、うつ病から回復したNさん
１２．引きこもり、抑うつ、離人感で死の淵をさまよったYさん

以上の方々の体験記からいくつかの言葉を引用してご紹介します
森田療法の真髄や自助グループの意義がお伝えできればと思います

・「あるがまま」という言葉は、難しいことやいやな事はそのままにしておくことだと解釈していたのですが、その裏に隠された行動の必要性か理解できていなかったが、集談会でその本質を知らされました。

・森田療法は、「小さな自分にとらわれて苦しんでいるときに、大きな自然の中で生きている私という存在の尊さ」を教えてくれました。

・自分の力の及ばないものなら社会の不条理もそのまま認めて自分を生かせる知恵を出そう、そう考えただけですいぶん生きやすくなった。

・「自分の幸せはどうすれば手に入るか」「自分の自己実現はどうすれば可能なのか」という「自分中心の人生観」を「自分は何のために生まれてきたのか」「自分の人生にはどのような意味と使命が与えられているのか」という「生きる意味と使命中心の人生観」へ、生きる構えを180度転回したことで回復できた。

・神経質性格の当事者である森田先生による数々の言葉から得られた「自分のことを親身になって理解してくれる人がいる」という感動体験と、苦しみを分かち合える仲間との出会いによって救われました。

・回復できたのは生き続けてきたからです。何度死のうと思っても、生きていたから、明日を見ることができました。生きていることが最大の自己肯定だと思います。

・作られた自分、偽りの人生から「本当の自分を生きたい」という仲間がいることに、気持ちは一度に溶けていき、通じ合える仲間がいるからしばらく通ってみようと思いました。

・自分にとっての回復の最大のキーポイントはなんといっても「人を通して森田を学んだ」ということに尽きると思う。

ここで実をいいますと上記12名のうち９番のTさんというのは筆者です
筆者の体験記（生活の発見2005年2月号）の内容に
「回復のポイント―私の場合」という文章を新たに書き加えたものです

（筆者の森田療法家に至るまでの経緯がご参考になるかもしれないのでお伝えしておきますね）

森田療法に興味をもたれ勉強されている方が少なからずいることを
ツイッターを始めたことによって知ることができました

自分で森田療法の本を読んでみたが具体的に何をすればいいかとか
行動が大切とわかっても何からどうすればいいかわからないとか
そのような声をクリニックでもカウンセリングでもたびたび伺います

森田療法の概要を説明する本はいろいろな先生が書かれていますが
いざ実践につなげようとすると簡単にはいかない場合もあるようです
本で頭でっかちにだけなってさらに苦しく感じてしまう事もあるようです

そのようなときは実際にどんな人がどんな体験をして治ったのか
物語を読むことで回復のプロセスが理解しやすくなるかもしれません

筆者自身最初に読んだ森田療法の本が
「ノイローゼが治る生き方・考え方」（石井丈三著）という体験記の本で
まるで自分のことが書いてあるようでこれで絶対治る！と直感しました

森田療法のことについて本を読んでみたいという方は
体験記の本も読まれることをお勧めしたいと思います

解説のページで北西憲二先生（森田療法研究所/北西クリニック）が
次のように書かれています

「不安の病を克服するということは、私たちが成長するという、成長の物語にほかならないのである。」

今回の記事が読者の皆様のご参考になればさいわいです

相談室・クリニック・自助グループ「生活の発見会」の各所で
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画像は女性だけしか参加していませんね？　　

　　　平日の女性だけの会と休日の男性もいる会がありますよ　一同（笑）