自分の悩みが神経症だと知らずに　
長い間治らなくて　
ひとり苦しんでいる人がたくさんいます

あなたのお悩みと「神経症」と「森田療法」をつなぐ　臨床心理士のブログです

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法の記事や
神経症克服に役立つ記事を載せています

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法　とは
神経症克服のための実践方法です
そのポイントは？


Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）　

Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）

Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

一ミリでも発揮のために動いたら　そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう

最後にひとこと　「自分おつかれー！」

ど～も～
森田療法推し（笑）の臨床心理士
もりりんですよ～

１２月もはや６日
みなさまいかがお過ごしですか？

わたしは落ち葉をふみふみしながら
お正月までにダイエットしなきゃまずいな～
と考えながら過ごしています(笑)

さて先日街を歩いていて昔ながらのおもちゃ屋さんに遭遇
店先でビニール袋に入ってぶら下げられた
キューピー人形が目に飛び込んできました

その瞬間ピカーン！ひらめきが舞い降りました
キューピー人形がカウンセリングに使えるかも！

速攻身長約１５センチサイズのキューピーさんを
２つ購入しました
ひとつは相談室用もうひとつはクリニック用です

そのあとすぐ電車のなかで携帯をとりだし
「キューピー人形」で検索してみると

キューピー人形の生みの親は
アメリカのイラストレーターで
ローズ・オニールさんという女性だと

でなんと！
ローズ・オニールさんは１８７４年生まれ
森田療法の生みの親森田正馬博士も１８７４年生まれ

偶然にもお二人は同い年だったことが発覚

でキューピー人形誕生が１９０９年
森田療法完成が１９１９年

以後約１００年以上ずっと
人々のこころを癒し続けているなんて
お二人は偉大なる救世主ですね～

でキューピー人形を森田療法カウンセリングに
使うって一体どうやって？

だれもがキューピーちゃんみたいな
赤ちゃんのころがありました
自然なありのままのこころ（感情）が働いていました

でもそのうち感じるできごとがありました
環境に受け入れられるためにはありのままじゃだめなんだ
もっとちゃんといつも気をつけていい子でいないとだめなんだ

そこで自然なありのままのこころ（感情）を封印し
いつも気をつけていい子であらねばならないと
非現実的な考えにあてはめて生きるようになっていきました

いまわたしたちが悩んでいる神経症の症状や生きづらさとは
非現実的な生き方考え方の人間らしくない不自然さからきています

だからいま大事なことは
症状や生きづらさというのは
人間らしく生きたい気持ちの現れであることを知ることです

どんな人でもキューピーちゃん時代があり
ありのままの人間らしい自然なこころの働きがちゃんとあります

ちゃんともっている働きを知って生かせるようになるために
３Sハグハグ法別名森田療法的行動法が役に立ちます

　マヨネーズはキューピー派です　



　　　　一同は企業から何ももらっていません(笑)

自分の悩みが神経症だと知らずに　
長い間治らなくて　
ひとり苦しんでいる人がたくさんいます

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神経症克服のための実践方法です
そのポイントは？


Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）　

Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）

Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

一ミリでも発揮のために動いたら　そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう

最後にひとこと　「自分おつかれー！」

ど～も～
森田療法推し（笑）の臨床心理士
もりりんですよ～

今年の相談室ＨＰのトップページ画像コレクションをアップしました

“自然”の力によって生かされているわたしたち

自然の植物をテーマに季節ごとに描いて更新しました
自然の力を感じてすこしでも元気になってもらえたらうれしいです

今年ものこり半月たらず
今年のカウンセリング最終日は12月29日です

あるがままのあなたで生きるよろこびを感じよう

あなたの中の自然の力を信頼しながら
自分の中の自然の力を信頼しながら
カウンセリングをやっています

　いろいろ描いたね！　



　　　　うん　一同も今年描いたんだったね(笑)

ど～も～
森田療法推し（笑）の臨床心理士
もりりんですよ～

さて　先日発見会のお仲間で入院森田療法体験者の方から相談されました

最近不安症状がひどいのでまた入院するかどうか迷っていると

ちなみに発見会とは神経症の体験をわかちあい森田療法をともに勉強する自助グループ「生活の発見会」の略称です

その方ははじめて発見会にいらしたときより
一年たった現在
ずっとお元気になっているとお見受けしています

そこでわたしは仲間としてまた専門家として
勇気を出して自信をもって
ふたつのことをお伝えしました

ひとつめは　
いま現在不安が強くて判断がむずかしくなっているけれど
症状というものは行きつ戻りつしながらよくなっていくものだから

一年前の自分と現在と自分の生活態度や状態のちがいを
ひとつひとつ洗い出してみてくださいね
その作業をもとによくなっている事実を確認してみてくださいね

ふたつめは
もし入院したにせよ　しなかったにせよ
ご自分のした体験を今後発見会にみえる後輩に伝えて役立ててくださいね

神経症に悩んでいる間は
自分に対する基本的な信頼感覚が持てていないものです
一見社会適応できているような人でも内心は自信がないものです

なので自分本来の価値がちゃんとあるにもかかわらず
その価値を自分自身で認識することができません

自分本来の固有性つまり自分らしさに無知なまま
社会の中で本来の自分を生かすことに手つかずなままです

でもわたしたちの本当のいちばんの望みはなにかいうと
社会の中で自分を役立てることがいちばんの望みのはずです

自助グループとは
同じ問題に悩む人の集まりなので
自分の体験を話すことがほかの人の役に立ちます

たとえば上記の入院するか否かを迷っている方も
どちらを選択したにせよ

自分がした体験を
今度は自分と同じ入院問題で悩んでいる人に伝えて
参考にしてもらうことができるのです

自助グループは自分の体験が他の人に役立つようにできています
自分が成功したにせようまくいかなかったにせよ
なんらかのヒントを人につたえることができます

わたしはこのことを
ゴミくず（価値のないもの）のように思っていたもの（自分の体験）が
札束（並みの社会的価値）に変わると表現します　
（上品でなくてすみません(笑)）

自助グループの中で人に役立つ体験が
自分のいちばんの望みである
自分を社会の中で役立てるちいさな体験となります

そのちいさな体験が
自分本来の価値に気づく大きなきっかけになります

相談してこられた方が入院して神経症がなおるかどうかは
いまはその方にとってたしかに大きな問題ですが

ほんとうにその方にとって大事な問題は
もっとほんとうの望みである
人の役に立てる生き方がこれからできるかどうかだと思います

人に役立ちたいという望みは
わたしたち神経質者にとって
共通の究極の望みだと思うのでこれについて書いてみました

今日アップした絵「今日を編む」はたぶん初公開
絵の中にいろんなモチーフを描きこんであります

全部わたしが好きな物や感動したことや関心のあるものです
お米つぶやおみそしるやビルや船や…

毎日いろんなものごとを見て聞いて体験して
一日一日体験を編むように人生を生きているんだな

１０年くらい前ですがそんなことを考えながら描きました
描いたものたちがいまの関心事とぴったり重なるので
自分でもびっくりしています

　この絵も個展に出したよね～　



　一同　それとなくアピールありがとう(笑)

ど～も～
森田療法推し（笑）の臨床心理士
もりりんですよ～

さてワタクシもりりんの２０１６年を表す漢字一文字とは？

どぅるるるるるる～っ♪

「優」でーす

そのこころは？

「優」の漢字にふたつの意味をこめました

ひとつめの意味は
YouTube　の　You　
「優」は　You　のあて字です(笑)

今年はテレビ番組よりも
圧倒的に長時間
YouTubeでネット放送局の番組から情報収集をしました

既存のテレビ局やラジオ局では放送されない内容がいっぱい聞けて
自分の関心をより深めることができました

ふたつめの意味は
人の優しさの「優」

対人恐怖症のわたくしですが
今年は以前よりも
人の優しさを感じとるこころのセンサーが発達したように感じます

それにともなって
人に対して以前よりも
多少なりとも思いやりをもてるようになったと思います

対人恐怖のとらわれが今よりも強かったときは
対人関係というものは
常に勝つか負けるかの戦いだという姿勢で臨んでいた感じがします

それに比べると今は
人と接するときの“戦々恐々”という姿勢が
すこしだけゆるんできた感じがしています

勝ち負けという発想は今も根強くある感じが正直します
でも前よりはこだわりが弱まったような感じがします

勝ち負けにこだわるよりも
自分のそのときどきの目的をかなえるためには
どうすればよいかを考えて行動することに労力を使うようになったというのか

あるときは　今回は相手に譲っておこうとか
あるときは　ここは自分のたましいを売らないぞ(笑)とか
あるときは　相手の立場を考えてふるまえるようにすこしはなったとか

対人恐怖症ではない人がこれを読んだら
幼い　と笑われるかもしれません
でも対人恐怖症の人ならわかってもらえるんじゃないかと思います

なにせ人生の第一目的が“人から嫌われないこと”
それが対人恐怖症の人の特徴ですから
とらわれの最中は自己防衛に専念しているわけです

まるで盾をもった警官のように
こころに盾を構えて人と接するのが対人恐怖症の姿勢なわけです

じゃあいまは盾をもつことをやめたのかというと
そうとまではいえないのだけれど

他人のこころの優しさを皮膚感覚でじわ～んとあたたかく感じた体験によって
ときどき盾を携帯することを
うっかり忘れている場面が現われてきたような感じでしょうか

薬を飲む飲まないで悩んでいるときに
日常生活が充実してくると
うっかり薬を飲み忘れるときが現われるのと似ているかもしれません

そんな感じで人の優しさを感じられたときが幾度かあり
自分がすこし変わったなと感じたことが幾度かあった今年でした

今日はクリスマスイブ
「優」の字をクリスマスツリー文字で描きました


　クリスマスツリー文字ってあるの？　



　一同描いたときみたいに神が降りてきたんだよ(笑)

ど～も～
森田療法推し（笑）の臨床心理士
もりりんですよ～

さて今年もいよいよ明日明後日の２日ですわたくしは本日が仕事納めとなりました

そこでいつもはお弁当のわたくしですが
今日はいっかぁ！と奮発して外でお昼をいただきました

場所は南池袋
相談室のすぐ近くの裏道に
いっつもお出汁のい～いにおいのするお蕎麦屋さんがあるんです

ちいさくて年季の入った超庶民的でわたくしの好きな感じのお店
お客さんがよく出入りしているので
ここはきっとおいしいにちがいないと思っていたら

やっぱり！予想通りのおいしさ！
しかもイラストの内容でお蕎麦のもりもたっぷり
お値段なんと信じられないことに６５０円！うそみたい！

お客さんもとぎれず
出前の電話もひっきりなしの大繁盛

店員さんたちの手際も感じもよく
居心地ばっちり
壁にはトルシエ元サッカー日本代表監督のサイン色紙が！

相談室をご利用する方にもぜひおすすめしたい
とてもいいお店でした

さて話しは変わり　ついこの前あるクライアントさんに
岩井寛先生の「森田療法」の本を紹介したところ
すぐに読まれてこうお話されました

「いままで長い間自分の性格を変えなきゃと思ってたけど間違っていた」
「神経質性格をそっくりそのまま受け入れられるようになればいいんですね」
「この性格でべつにいいっていうことですよね」
「これからはあせらず長い目ですこしずつやっていこうと思います」

こういうお話をうかがうと　森田療法をお伝えして
神経質性格の方の人生のお役に立つことができ
自分の使命が果たせたよろこびを感じます

来年も　神経症に苦しんでいる方々が
もともとの自分に備わった本来の力を発揮して人生を元気に生きる
そのお手伝いを頑張りたいと思います

今年もブログを読んでくださいましてありがとうございました
来年もどうぞよろしくお願いいたします
それでは皆様よい年をお迎えください


　なんだか年の瀬感にしんみりしちゃったよ～　



　　　一同もほんとによくがんばったね　ありがとう(笑)