臨床心理士・公認心理師の資格を持つ女性カウンセラーが、森田療法の考え方を用いてオンラインカウンセリングを行います。

森田療法オンラインカウンセリング

あずま通り心理相談室が閉室し「森田療法オンラインカウンセリング」に名称が変わりました。
Zoomミーティングというソフトウェアを使用してオンライン心理相談を行います。電話による相談も行います。
日本中、世界中どこからでもオンライン面談で森田療法のカウンセリングが受けられます。

開業時間:10:00~11:50/14:00~20:30 / 火・金・月1回土曜(午前)開業 / 開業日のページをご確認下さい。
※上記以外の時間帯・曜日も可能な限りご相談に応じます。

お問合せはお気軽に(深夜早朝はご遠慮下さい
mail@a-street-counseling.com

050-3772-4586

2017年3月のブログ

2017年  3月 7日

4コマまんが「お念仏の力のありがたさ」

ひさびさにまんがを描きました

ど~も~
森田療法推し(笑)の臨床心理士
もりりんですよ~

沈丁花の花のいい香りが
春の到来を告げています
みなさまのお住まいの地域はいかがでしょうか?

さてひさびさに4コマまんがを描きました

よくネットで4コマ漫画を見かけますが
わたくしのは他の方のものより画面にびっしりと描いてある

いかにも強迫的傾向の強い神経質性格者の作品ぽい(笑)

素人なので描き方の基本がなってないのかもしれませんが(笑)

まんがのテーマは「お念仏の力のありがたさ」

お念仏は当ブログで何度かその大切さを取り上げています

お念仏によってこころは救われることをお伝えしたいので

これからも取り上げていくと思います

さて まんがですが意味が伝わるでしょうか?
そもそもシチュエーションがわかりずらいかもしれず
それが心配です

なので説明を加えますね

はっきりとした原因が自分の側に思い当たらなくても
突然トラブルに見舞われてしまうことがときどきあるものです

そんなときでも真面目な神経質性格の人は
一生懸命自分の中に原因を突きとめようと考えに考えがちです

その作業に没頭するうちに
自分への信頼感覚がどんどん失われていきます
自分を見失ってしまいます

宇宙にたった独りぼっちになったような
もう二度と元気に戻れないかもしれないような

焦りや恐怖にさいなまれ
とても心細い気分に陥ってしまいます

そんなときはそんな気分のままで
普段通り日常生活の必要なことに
しゅくしゅくと取り組むことです

苦痛は苦痛としてじっと感じるほかありません
でも苦痛を感じながらでも日常生活の行動はできるものです

これは実際にやらないとわからないことなので
やってみてほしいと思います

もうひとつわたしたちにできるのは
お念仏を唱えること
お祈りをすることです

がんばってどうにかやりくりしたくても
私たちの力の及ばないのが人間の感情というものです

自分の力ではどうにもできない
不安や心細さはお念仏の力におまかせしましょう

お念仏の力におまかせしながら
日常生活の必要な行動をしゅくしゅくとやっていくうちに

私たちを大切にして生かしてくれている
自然の力の働きがまた感じられるようになるものです

自分の存在への信頼感覚がもどってきて
トラブルに向き合うことが可能になっていくものです

そしてトラブルにはそのときできる精一杯のことをすればいい
かならず道はひらかれていくものです

お念仏の力のありがたさをたくさんの人に感じてほしいと思います

音譜音譜 お念仏やお祈りってどんなことをいうの? 音譜音譜

かいしょくんかくさんシーセン2パニくんあがりんこうっつー2きょうちゃんシャーコフ2ふあんぼうとこトン♪のりー2ふうみん2

        一同 検索してみてね (笑)

 

2017年  3月 15日

どこの心療内科へ行けばいいかわからない!

勤務先心療内科の待合室の見取り図

ど~も~
森田療法推し(笑)の臨床心理士
もりりんですよ~

さて
突然メンタルがピンチになったとき

だれかに助けを求めなきゃもう無理!
でもだれに?精神科?心療内科?どこがいいの?

という問題が起こります

わたくし自身の経験では20年以上前になりますが
やはり精神科や心療内科を受診することにかなり抵抗感がありました

しかし かつて経験したことのない
強度の不安・緊張・不眠・食欲不振・対人恐怖等
自分ではどうにもならず病院へ行くしかないと思いました

さて どこの病院へ行けばいいか探さなくてはなりません

わたくしの場合当時外国に暮らしていました
そこでたまたま日本人向けの雑誌で見つけた
別の国に住んでいられる日本人精神科医の先生に助けを求めました

そして日本人向けの病院から薬(抗うつ剤・安定剤・眠剤)をいただき
日本人の精神科医の先生から電話カウンセリングを受けました

こういう具合だったので日本に住んでいるのとは違い
いくつかの病院の中から選ぶのでなくそこしかなかったのです
でもとてもいい先生でしたので大変助かりました

そして今わたくしは心療内科に勤務していますが
患者様たちはやはりよく
どこの心療内科に行けばいいかわからなかったとおっしゃいます

患者様たちにどのようにここの心療内科を選んだかうかがうと
よくいわれるキーワードはホームページの
漢方 ・ 芸術療法 ・ 森田療法 ・ 栄養療法 等

あと ホームページの写真を見て
芸術療法とかやっててなんとなく…
という方もよくいられます

勤務先の心療内科クリニックのホームページは
業者さんではなく精神科医の先生が手作りされたものです
先生と同じでなんとな~くほっこりほんわかした雰囲気(笑)

待合室の中は絵や本や工作した作品がならんでいて
喫茶店かブックカフェみたいでクリニックじゃないみたい

実はわたくしこの心療内科クリニックの求人に応募するとき
ホームページ全体のあまりのほっこりほんわか具合に
「だ、だいじょうぶか?ここは…」と若干不安になりました(笑)

でも患者様たち
ご自分の感性がピピピと働いて選んできてくださるだけあります

手前味噌になってしまいますが
最初に来られた時は不安そうな患者様たちでも
順調に元気を取り戻していかれる方が大多数です

勤務先の心療内科クリニックは
水・土の午後3時~と 日(隔週午前)が営業日で
フルに営業していないせいかわりと空いていることもあり

先生も心理士もゆっくりと患者様のお話しをきけることが多いです

アップした絵は待合室の見取り図です
家具は全部IKEAの家具っぽい白木製
本棚や作品棚は先生の手作り!あったかい感じの空間です

おっと忘れていましたが
クリニックの入っている建物の名前は「黒沢ビル」(登録有形文化財)
80年以上の歴史あるレトロな西洋建築でステンドグラスも有名です

その地下一階に降りていくと心療内科クリニックがあります
戦前からの長い歴史を刻む非日常的な地下空間が
現代社会を生きる人たちのこころの悩みを癒しているようです

環境が人に与える影響って大きいですよね~
わたくしもこのレトロなビルの地下空間の心療内科クリニックの
独特な雰囲気にとってもこころがやすらぎます

おっと肝心の心療内科クリニックの名前は
「上野の森クリニック」といいます
黒沢ビルは上野の不忍池近くの仲町通りという繁華街にあります

今日のお話しは
こころがピンチのときに心療内科を選ぶのは
どこに行けばいいかわからなくて困ってしまうけど

ホームページをよく見て
なんとなくここいいかもと こころがピピピと反応したところを選ぶと
いいのではないかな~ということをお伝えしました

カウンセリングルームを選ぶときも
ホームページをよく読んでこころがピピピと反応したところに
気軽に問合せしてみるといいと思います

そして大事なことは
自分一人では無理だと感じたら

心療内科クリニックでもカウンセリングルームでも
はやめに連絡して行ってみることです

はやく行くと はやく元気になると
患者様やクライアント様を見ていて感じます

音譜音譜 クリニックの近くにアイスクリーム屋さんあるよね~ 音譜音譜

シャーコフ2きょうちゃんふうみん2かくさんふあんぼううっつー2あがりんこパニくんかいしょくんのりー2とこトン♪シーセン2

   一同 本場イタリアのおじさんがやってるんだよね(笑)

 

2017年  3月 22日

感情はコントロールできなくて大丈夫!

< 感情の法則 >
感情は、そのままに放任し、
またはその自然発動のままに従えば、
その経過は山形の曲線をなし、
ひと昇りひと降りして、
ついに消失するものである

自分の悩みが 神経症だと知らずに 
長い間治らなくて
ひとり苦しんでいる人がたくさんいます

あなたのお悩みと「神経症」と「森田療法」をつなぐ臨床心理士のブログです

3S(スリーエス)ハグハグ法別名 森田療法的行動法の記事や神経症克服に役立つ記事を載せています

3S(スリーエス)ハグハグ法別名 森田療法的行動法 とは神経症克服のための実践方法です
そのポイントは?

Sそのままで
(不安な気持ちはそのまま感じたまま)そのまま
Sそもそもにさかのぼり
(症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは エネルギーの発揮だね)チューリップ赤
Sすこしずつ
(コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して すこーしずつ手足の指を動かそう)あし

1ミリでも発揮のために動いたら 
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげようラブラブ
最後にひとこと 「自分おつかれー!」合格



ど~も~
森田療法推し(笑)の臨床心理士
もりりんですよ~

さてわたくしは毎月集談会に出席しています
今月は8名の方が集まりました

( 集談会とは神経症の自助グループ「生活の発見会」の
下部組織で全国約130か所の公共施設で開催されています )

8名の内訳は
対人タイプがシャーコフ2シャーコフ2シャーコフ2シャーコフ2(←社交不安障害キャラ“シャーコフ”)
不安タイプがふあんぼうふあんぼうふあんぼう(←不安障害キャラ“ふあんぼう”)
強迫タイプがきょうちゃん(←強迫性障害障害キャラ“きょうちゃん”)

午前中は各自の日常の神経症的な体験談や思いを聞き合い
午後はみんなで森田療法の「感情の法則」の勉強をしました

感情の法則とは森田正馬博士が提唱されたもので
その大前提としてこう考えます

「感情は人間の内なる自然現象ゆえに
意志の力によってコントロールすることはできない
しかし行動は意志によってコントロールすることができる」

つまりたとえるなら
雨が降るのはどうすることもできないけど
傘をさしてお出かけすることはできますね

よく感情はコントロールするべきものと思われていますが
コントロールできるものではありません

なので感情がコントロールできなくても
異常ではなくなんの心配もいりません
コントロールすべきなのは行動の方なのです

感情を自然なものとして受けとめることで
感情にとらわれる必要はなくなります

これを知っていることによって
不安でも一歩を踏みだすことがグン!!としやすくなります

感情は一定の法則に従って流れているものですが
その代表的な法則として
今日アップした図感情の法則で表される法則があります

感情はそのまま放っておけば
山形の曲線をなして感情の法則自然に消えていくものという自然法則

この感情の法則感情の法則はわたくしにとって
不安感情のとらわれから解放されることにずいぶん役立ちました
感情はコントロールできるという誤った知識が修正されました

不安なまま行動するのは大変です
そこはたしかにそうなんです
でも大変ではありますがそこを今までと変えていくことが必要

知らないうちに感情が流れていることに気がつく体験をする
そして必要なものごとを前に進められたよろこびを体験する

そういう体験を何度も何度も重ねて
感情に対する自然な態度を養成していくことができます

音譜音譜 AI は行動のコントロールがプログラムされてるのかな? 音譜音譜

きょうちゃんシーセン2かくさんあがりんこかいしょくんシャーコフ2とこトン♪パニくんふうみん2うっつー2ふあんぼうのりー2

   一同もAIの感情と行動が気になります (笑)

 

2017年  3月 30日

カウンセリングの授業の3回目を終えて

<あんこがめちゃめちゃ好みだったもなか>
 

自分の悩みが 神経症だと知らずに 
長い間治らなくて
ひとり苦しんでいる人がたくさんいます

あなたのお悩みと「神経症」と「森田療法」をつなぐ臨床心理士のブログです

3S(スリーエス)ハグハグ法別名 森田療法的行動法の記事や神経症克服に役立つ記事を載せています

3S(スリーエス)ハグハグ法別名 森田療法的行動法 とは神経症克服のための実践方法です
そのポイントは?

Sそのままで
(不安な気持ちはそのまま感じたまま)そのまま
Sそもそもにさかのぼり
(症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは エネルギーの発揮だね)チューリップ赤
Sすこしずつ
(コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して すこーしずつ手足の指を動かそう)あし

1ミリでも発揮のために動いたら 
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげようラブラブ
最後にひとこと 「自分おつかれー!」合格



ど~も~
森田療法推し(笑)の臨床心理士
もりりんですよ~

桜の花の薄ピンクに目がいく季節ですね~

さて先日就労継続支援施設の方への
カウンセリングの授業の3回目を行いました

授業の前半で使用するテキストは
「森田式カウンセリングの実際」(増野肇先生著)

今回は森田療法の誕生のところを読みました

人さまに授業を行う経験をしてみて
その準備を通して自分自身がいかに勉強させていただくか
ということをはじめて実感しています

自分の勉強のために本を読む時は
いつもサーッと流し読みをしていましたが

人さまに授業するとなると
一行一行の読み方が格段に変わってくるものです

人差指で一つ一つの語句をなぞりながら一行ずつ読み
はっきりわかっていない語句があれば調べなくてはなりません
そして何回も繰り返し読んで頭に入れていきます

そのおかげで今回は森田正馬先生の
ひいお爺さんが「寿助」さん お爺さんが「正道」さん」
お父さんが「正文」さんということを新しく暗記することができました(笑)

ひいお爺さんの寿助さんは養子になった先で
貧しい中頑張って働き 土地を耕して財産を作り残したそうです

その息子の正道お爺さんは家を飛び出して
武家奉公を頑張り 士族となることができたそうです

正文お父さんは正道お爺さんの長女亀女(正馬先生のお母さん)
の婿となり農業と教員の両方を頑張ったそうです

そういった頑張り屋さんの血を受け継いだ森田正馬先生だからこそ
だれもが「生の欲望」(よりよく生きたい欲求)をもつという
“人間への信頼”を前提とした神経症の治療法を思いついたのだと思います

そんなわけでみっちりと勉強したおかげで森田療法の根底にある
人間観について事実を基にまたひとつ知識を深めることができました

当たり前のことですが
セラピストが専門性を磨くことは
相談者の支援のために欠かせないことです

カウンセリングでは相談者の神経症的態度習慣を感じとり見つけて
セラピストはそれを適切なタイミングで適切な形でことばにして
相談者が理解しやすく伝え返し

相談者はそこで得た気づきを持ち帰り日常生活の中で
従来の神経症的態度習慣を無効化する作業に取り組み
相談者の本来の感覚に根ざす態度習慣を養成していく

セラピストとしては50分間のカウンセリングの中で
相談者の中で悪さをする神経症的態度習慣野郎(笑)を一旦認めて
最終的には相談者の中からお引き取りいただくことを目指して

毎回毎回のカウンセリングに
一本勝負で臨んでいるということがいえると思います

その一瞬一瞬に自分自身が自在に働けるようでありたい
自分の中に働く人間の自然の力をその場で発揮できるようでありたい
その自然の力の働きが人間への信頼感として相談者に届くように

そういう願いをもつわたくしにとって今回の勉強を通して
森田先生のひいお爺さん お爺さん お父さん お母さん達の
「生の欲望」を感じとった経験が

これからのカウンセリングの場できっと生きてくることと思います

ところでこの勉強会の毎回の休憩時間に
おいしいお茶を入れて和菓子を楽しむ時間を作っています

今回用意した“もなか”は
あんこが超このみの味で感激して絵を描きました(笑)


音譜音譜 もなかはどこのお店で買ってきたの? 音譜音譜

シーセン2うっつー2のりー2シャーコフ2きょうちゃんふあんぼうふうみん2かいしょくんとこトン♪パニくんかくさんあがりんこ

  一同  “キャプテン翼もなか” で検索してみて(笑)

 

お問合せはこちら

お問合せ・ご相談はお電話またはメールにて受け付けております。
まずはお気軽にご連絡ください。火・金の開業日以外もお受けいたします。
E-mail:mail@a-street-counseling.com

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せはこちら(深夜早朝はご遠慮下さい)

050-3772-4586

◆火・金以外もお気軽にご連絡ください。
◆折返しの返信が迷惑メールフォルダに届く場合がありますので必ずご確認をお願いします。