臨床心理士・公認心理師の資格を持つ女性カウンセラーが、森田療法の考え方を用いてオンラインカウンセリングを行います。

森田療法オンラインカウンセリング

あずま通り心理相談室が閉室し「森田療法オンラインカウンセリング」に名称が変わりました。
Zoomミーティングというソフトウェアを使用してオンライン心理相談を行います。電話による相談も行います。
日本中、世界中どこからでもオンライン面談で森田療法のカウンセリングが受けられます。

開業時間:10:00~11:50/14:00~20:30 / 火・金・月1回土曜(午前)開業 / 開業日のページをご確認下さい。
※上記以外の時間帯・曜日も可能な限りご相談に応じます。

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2016年1月のブログ

2016年  1月 2日

さる年
 


新しい年が明けました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

正月早々、その… シモの話でナンですが…

昨年の暮れ時分から、実はその… ぼうこう炎気味なんですね。

症状としては、排尿時のツーンとした痛みと、切迫した尿意の断続的な襲来。 (汗)

それが治ったか、と、ほっとしたかと思うと、再発。 

というのが繰り返され、今日のところはとりあえずセーフ。

このまま終息してほしいのですが…


ほんっと すいません!!m(__)m  お正月早々こんな話。 


で、お正月のあいさつや初詣の外出などもあり、
頻尿恐怖の心境になったりしたのですが、

部屋の中でも、外出前でも、電車に乗る前でも、乗換の時でも、
できるだけこまめにトイレットタイム!
で、なんとか乗り切っています。


小さいほうもですが、大きいほうもふくめ、
お通じにまつわる神経症的な心配って、けっこうあったりしませんか? 
みなさまがた!


私なんぞ、かつて、長~い就労ブランクのあと、再び働き始める時には、
大きい
ほうの心配が大きかったなぁー。

毎朝出勤前に、上手いことおなかがすっきりすれば理想的なんだけんども、
そうはうまくいかないのが人の世の常。


朝、お腹がパンパンのまま出勤する時の不快感と不安感…。

すぐトイレにいかれない状況で 急にお腹が痛くなったらどうしよう…。


かつては、それがとってもとっても不安で、仕事に就くことのネックになっていたりしました。

今でも、朝、外出前にお腹がペッタンコになれればとってもウンがいい!てな具合で、なかなか理想通りの快腸ライフは送れていないのが現実。 (涙)


あるとき、神経質性格とは縁遠いタイプの知人が言ってました。


「朝出なくったって そんなの全然気にしなーい!!」
「そんなこと言ってたら なんにもできないじゃん!!」


そうか。 
他の人もそんなものなんだ、

と、ほっとしました。


ぼうこう炎の話から、大きいのの話にいってしまいましたが、
要するに、自然現象ゆえ、自分の意志ではコントロールできないのが現実です。
(特に大)


コントロールできないものは仕方がないですから、
出来る範囲で手を打って、
あとは、不安なまま、目の前のことに取り組むほかありませぬな!みなさん!


大小の心配は、だれにでもある普通の心配。


それが心配で、やりたいことをやらないでいるのは、つまらないし、つらいこと。

その心配は、そのまま心配しながら、やりたいことをやっていきませう!!


みんなもそうしているんですよ。

ね、みなさん。

 

2016年  1月 11日

ユダヤ人のおじさん
 

今日は、私が所属している神経症の自助グループ「生活の発見会」のイベントに参加し、対人恐怖タイプの先輩講師の体験談を聞いてきました。

テーマは、「どうやって森田で立ち直ったか」と「セカンドライフと日本語教師」。

その先輩は、60歳過ぎたら自分のやりたいことをやりたい、と、定年退職を前に 日本語教師の資格を取得。

退職後は外国で、日本語学校の教師を10年以上経験されました。

「どうやって森田で立ち直ったか」については、生活の発見会入会当時 サラリーマンで、配属された部署の仕事が合わず、ノイローゼ状態だったのが、生活の発見会の役割を引き受け、自助活動を手伝う中で、仲間や先輩と交流を深めたことが、人づき合いの苦手克服に役立ち、なんとか実生活から逃げずにいることができた、という内容でした。


自助グループの役割を引き受けると、毎月の定例会を、気分で欠席するわけにはいかなくなります。

また、会場を予約したり、司会をしたり、記録をとったり、役割をお願いしたり、連絡をしたり、と、会の運営に必要な様々なことを、分担してやらなくてはならなくなります。

運営のために、行動せざるを得なくなると、自分の症状にばかり向いていた関心が、おのずと必要な事柄に向けられるようになります。

そして、それまで症状が原因で自分にはできないと思って避けていたことが、やらざるを得ないために、少しずつできるようになっていき、結果的に、症状の悩みは、いたしかたないものへと、見方が変わっていきます。

また、行動がしやすくなり、日常生活が充実していきます。


例えば、今月の定例会で、自分が司会の役割をする、と決まっていたら、疲労恐怖の予期不安があっても、乗物恐怖の予期不安があっても、ドタキャンしてみんなに迷惑をかけてはいけないと思い、どんなに不安でも、予定通り、遅刻しないように電車に乗って会場に向かわざるを得ません。

そして、司会をして、定例会が無事に終わると、達成感が得られます。また、仲間の表情が明るくなる様子を見ることが出来ます。

その達成感や仲間の役に立ったという快の感情が、自分自身に対しての、そして、仲間に対しての安心感を生み、次にまた行動してみよう、という気持ちを引き起こし、実際の行動につながっていきます。

こうした好循環が起きて、行動がしやすくなっていくと、予期不安があっても、実生活で、行きたいところに行けるようになり、やりたいことをやれるようになっていきます。


私は、心理相談室を開いて、個人対個人の、カウンセリングをしていますが、自助グループの機能が神経症の回復に役立つことを、多くの仲間が実証しています。

自助グループの独自の回復機能と、個人のカウンセリングの併用で、着実に回復に向かっていく仲間もいて、私自身もその体験者といえます。


さて、今日はイベントの後、居酒屋で懇親会があり、生ビールに枝豆、フライドポテト、お刺身、サラダ、焼き鳥、焼きそば、海鮮チヂミ、をいただきました。


神経症の仲間と、わいわいと、悩みも含めておしゃべりをして、おいしいものを食べていると、とっても とっても楽しいです!!!

つらいこと、いやなこと、たくさんあるけど、またがんばろうって前向きな気持ちになります。


森田正馬先生も、神経質性格の仲間と話すことが一番楽しかったということです。


今日の講師が外国生活をしていたことから、私の席から遠く離れたところで、今の国際政治の話で盛り上がっている仲間たちもいました。

それから連想して、「ユダヤ人のおじさん」の絵を載せてみました。

2016年  1月 22日


 

久々に4コマまんが描きました。

体調が良くないとき、行動する前の予期不安て、ホンットつらい!

行動しても大丈夫なの? それとも、もっと体調が悪くなってしまうの?

行動すべきか。 しないべきか。

不安で、不安で、どう判断すればいいか わからなくなってしまいます。


かつて、私の中にも、体調不安の強いとらわれがありました。

るで、身体の中に、エネルギーのメーターがあって、一つ行動するごとに、エネルギーの残量が減ってしまい、ちょっとでも無理をすると、エネルギーが枯渇して、倒れてしまうのではないか、と、いつもいつも、エネルギーメーターの量を気にしていました。


でも、エネルギーメーターなんて実際には存在しないから、行動して、その結果ホントに大丈夫かどうか、いつもいつも不安でした。

何度思ったことでしょう。

 「こんな時は行動しても大丈夫なんでしょうか?」 と 森田先生に直接聞きたい!!!

100年前の世界にタイムスリップしたい!!!


さて、今から約20年前のある日、森田先生ではないけれど、発見会の会員で医師の故石井先生の講演会に参加し、上のまんがのようなやりとりを経験しました。


石井先生は、私が森田療法に出会ったきっかけとなった「ノイローゼが治る生き方・考え方」の著者の方で、私にとっては恩人です。

直接その先生のお話が聞け、質問までさせていただくことができ、まんがにあるような、一生の財産となる回答をいただきました。


体調がよくないとき、実際に、どの程度行動して大丈夫か、あるいは、どの程度なら悪化するか、ということは、自分で行動してみて、自分の加減をつかんでいく以外、方法はない!ということです。

私は、この日を境に、実際に行動をしてみないことには、自分で自分の体調を管理できるようにはならないのだ、と、思えるようになり、たとえ体調の予期不安はあっても、やりたいことや必要な行動ができるようになっていきました。


頭でいくら考えてみても、自分にとって正解の行動の量なんてわからない。

実際にやってみてはじめて、自分にとって適切な具合の行動の量が、だんだんと、身体の感覚でわかるようになっていく、ということですね。

たとえ不器用であっても、繰返し、粘り強くやっていくうちに、だんだんと、行動の量の調節が、自分の身体の感覚に合ったものになっていくものだと思います。

そこんところに、神経質性格の性格特徴の一つ、「執着性」を発揮していきやしょうぜ!!!

2016年  1月 31日

森田式生活イコール自分式生活

くつずれ
 

ここしばらく 体調不良

思えば 昨年末の膀胱炎気味から始まっているみたい

風邪がちっとも治らず 上あごが荒れてて 食べものがしみて イテテ…

仕事
以外 なるべくひきこもって安静を心がけてるけど なかなかよくならない

もあいかわらず ゴホンゴホン

しかたないから 今の自分にできることを最低限やって過ごしています



カウンセリングの場面で よく言っています

一歩が踏み出せない状態から抜け出したい場合などに

「今の自分にできることを少しずつやっていきましょう」  ってね


ってことで なかなか体調が戻らなくて 気が滅入り気味の

 

 

 

 

自分自身にも やさしぃー口調で 言ってあげています

「今は今の自分にできることを少しずつでいいんだよ」  ってね


ってことで 簡単な料理はできるし 食欲もないわけじゃないので

短時間でできて おいしくて栄養のある 好きなものを 作って食べています


キムチみそ鍋 とか

すき焼き風煮物 とか


あとは ちょっと時間がかかるけどたくさん作り置きして

何回にも分けて食べてもいます


おかゆ とか

おしるこ とか

粕汁 とか


上あご イタ~イ!!っていいながら

咳をゴホゴホしながら

モリモリ食べて 体重は むしろ 増えてたりして!!

やばい!!


あ そうだ 

きょうのタイトル 森田式生活イコール自分式生活 だった


つまり 言いたいのは 森田式生活っていうのは

別に 森田先生の本に書いてある通りに生活をする という意味ではなく

自分のことを よくよく観察して こうこう こういう風なのが自分だ と

自分についてめちゃめちゃ詳しくなって

その時その時の状況の中で

その時の自分の欲求に合った行動ができること

つまり 自分式の生活ができること 

自立した人間になること を意味するのだと思います



ということで

早く よくならないかなぁ~!!

という欲求に合わせて

パソコンはもう閉じて

今夜も早めに休むよう まずは 食器の片付けにとりかかるとします


みなさまがたも 風邪にはどうぞお気をつけて


アップした油絵は くつずれ の絵です

上あごの痛さから連想して載せてみました

 

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