自分の悩みが　神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人が　たくさんいます

あなたのお悩みと　「神経症」と　「森田療法」をつなぐ臨床心理士のブログです

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法の記事や神経症克服に役立つ記事を載せています

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法とは
神経症克服のための実践方法です
そのポイントは？

Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）
Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）
Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

１ミリでも発揮のために動いたら　
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
最後にひとこと　「自分おつかれー！」

 

森田療法推し（笑）で引き続きロシア語を勉強中の臨床心理士
もりりんですよ～
シャンシャン好きで臨シャンシャン理士もやってま～す

道端のあちらこちらにスミレの花が咲いています
可憐さと強靭さの相反するような性質を兼ね備えているスミレの花
その姿に出会うといつも励まされる思いがします

上の画像は気に入って何年も使ってる醤油さしを描きました
ところが描く途中蓋の内側を洗おうと外して熱湯をかけたらピキッ！
ショックなことに片方のさし口部分が割れてしまいました…涙

とりあえず瞬間接着剤で修理しましたが買い替えがやはり必要かな
また気に入った醤油さしが見つかるまでそーっと使おうと思います

さて今回のタイトルは「あなたは素晴らしいですね！」としました
カウンセリングでは相談者様に「素晴らしいですね！」と度々伝えます
誰でもやるような普通の行動にも「素晴らしいですね」と言ったりします

この「素晴らしいですね！」と伝える習慣にはある方の影響があります
ある方とは心理士になりたてから今もお世話になっている先生です
勤務させていただいている心療内科の精神科医の先生です

こちらの先生に出会い「素晴らしいですね！」という言葉を教わりました
先生は患者様や我々スタッフにも「素晴らしいですね！」を連発します
全然大したことないじゃんて感じの報告にも「素晴らしいですね」です

私は最初そのような先生の反応にちょっとびっくりしました
「え？この程度のことでも素晴らしいって言っちゃっていいんだ」って
例えば今の時期ならお花見しましたといえば「素晴らしいですね！」

「素晴らしいですね！」って言われると気持ちがパッと明るくなります
やっぱりほめられると素直にうれしいなって気持ちになるんですよね
それで私も「素晴らしいですね！」と相談者様に伝えるようになりました

勤務先の先生を見習って「素晴らしいですね！」を連発するうちに
今ではすっかり「素晴らしいですね！」がカウンセリングに定着しました

カウンセリングに定着したばかりか自分の生活にも定着してきました
家事や仕事や趣味や何でもちょっとでもやれば自分に「素晴らしい！」

と言いつつ正直ちょっとしたことで自分を責めやすい自分でもあります
なんてダメな自分なんだと思うと「素晴らしい自分」を完全に忘れてる
そしてカウンセリングで「素晴らしい！」と言って素晴らしいを思い出す

究極は生きていることが素晴らしいって心から思えるようになりたいな
皆が心からそう思えれば皆の今の悩みなんて全部解決しちゃうのにな
でも実際には自分は素晴らしくなど全くないダメ人間だと多くが悩む

何ができないからとか何を持っていないから自分はダメだと考える
他の人達はできていることを自分はできていないからダメだと考える
まあそう考えるのはそう考えるようになったなりの背景がありますよね

でも自分に対しても多くの悩む人にも聞いてみたいと思うこととして
何かができて人から称賛されたいというのが本当の願いでしょうか？
私自身は称賛されることより充実して楽しく生きたいのが本当の願い

充実して楽しく日々感謝して生きられたら「素晴らしいな！」と思います
カウンセリングでの相談者様の話からもその願いが共通して伺えます
そうして自分の人生を全うしたい気持ちがあることが「素晴らしい！」

なので素晴らしい相談者様のことも自分のことも本当に応援したい
落ち込むとすぐ忘れてしまいがちですが「あなたは素晴らしい！」
そのことを自分自身にもできるだけ沢山言ってあげたいと思います

読者の皆様ももしそうだなと思われたらご自身にそうして上げて下さい


あずま通り心理相談室・上野の森クリニック・生活の発見会で
不安にお悩みの方の心理的な支援活動を行っています
お気軽にご相談ください！

パニック症や不安症や強迫症など神経症にお困りで回復したい方には
カウンセリングや医療機関や自助グループ参加をお勧めいたします
相談先の詳しい情報は下記もご参考になさってください

Web森田療法図書館

moritalib.life.coocan.jp

森田療法と神経症（不安障害）〜公益財団法人メンタルヘルス岡本記念財団森田療法と神経症（不安症）ー神経症、不安障害、うつ、パニック障害、強迫性障害等の人のためのホームページです。神経症（不安障害）とは病気ではなく、ストレスや心の悩みから起こる症状のひとつです。当メンタルヘルスＨＰは神経症（不安障害）の克服に大きな実績をもつ森田療法を中心にした情報提供と双方向コミュニケーションを提供していますwww.mental-health.org

今回の記事がお悩みに苦しんでいてよくなりたい方にとって
少しでも参考になったならうれしく思います


醤油さしはどこでいつ買ったのですか？　





　20年以上前に醤油の産地で買ったと記憶してますよ一同(笑)

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そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
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気温の変動がものすごい今日この頃ですね
毎日今日は何を着ればいいのかと悩んでしまいます
皆様はいかがお過ごしでしょうか？

さて新年度が始まり半月ほどになりますね
環境に何らかの変化があった方も多いのではないでしょうか？

環境に変化があるとその環境ではたして上手くやっていかれるかと
不安を感じるものでその不安は適応不安とよばれています

ところで読者の皆様は「森田療法」をご存じでしょうか？

森田療法は大正時代1919年に我が国で編み出された精神療法で
その療法を編み出した森田正馬博士の名前が付けられた治療法です
不安症や強迫症やパニック症などへの効果が認められています

森田療法の特徴は不安や症状を病気でなく自然なものと受け止めて
不安の裏にあるよりよく生きたい「生の欲望」に着目し
その欲望に乗って今の自分を現実生活の中で生かしていくことです

その中で不安や症状は次第に小さくなり症状を乗り越え成長できます
もともと自分に与えられた特性を活かして生きられるようになります

適応不安の話に戻しますと環境に適応したいと思う欲望があるが故に
はたしてうまく適応できるのだろうかと同時に不安が生じるのですね
つまり欲望があれば不安が生じ欲望と不安は表裏の関係といえます

なので適応不安は適応欲求がある以上当然誰にでも起きるものです
適応不安はなくそうとしても適応欲求があるのでなくすことは無理です

でも適応不安で身体症状もつらくなっちゃったらどうしたらいいの？
その時は適応欲求に着目し適応欲求に乗っかって行動することです
新しい環境の中で今できることやなすべきことに取り組むことです

たとえばどんなことをすればよいかということならば
とりあえず栄養を摂って体を動かして休養をとることが基本でしょうか
他にも娯楽とか勉強や仕事に目を通すとかなんでもいいと思います

適応不安は誰にでも起きる自然な反応ですから治す必要はありません
自分という人間がこの世で生きていくために必要な精神機能ですから
自然とはなんと生命体にとって最適な仕組みを与えてくれているのか

新年度の環境変化はもちろん様々なことが次々と生活には起こります
難しい場面であればあるほど不安やうつ的気分が強くなって当然です
その不安やうつ気分の中で目の前のことに取り組めば道は開けます

コロナ禍や政情不安などのストレスへの適応不安も正常反応です
不安の中で必要なことに取り組んでいれば自然と元気に過ごせます
今回の記事は環境変化のストレスに役立つ森田療法的なお話でした


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なぜチリコンカンの絵なのですか？　





　めちゃ簡単でめちゃおいしくてはまっているからですよ一同(笑)

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Sすこしずつ
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新緑が目に鮮やかな今日この頃です
間もなくゴールデンウィークが始まりますね
皆様いかがお過ごしでしょうか？

私は今回画像に描きましたようにGW直前に
美容室で髪を切ってもらいさっぱりしてきました

今回のタイトルは「パニックが治るまでに実践したこと」
美容室でシャンプー台に座る度に昔の記憶がよみがえります
20数年前はシャンプー台でパニックを起こして大変だったなという記憶

当時は神経症つまり今でいう不安症とかパニック症の症状がきつくて
美容院や電車やスーパー等人がいるところに行くのが不安でした
人前でパニックを起こして醜態をさらすことが何より恐怖なことでした

そうなる前はなんでもなく普通にできていたことができなくなってしまい
常に不安で人並みでいられないことに焦り悶々とばかりしていました
なぜそうなったのかも元の自分に戻れるのかも全くわかりませんでした

その状態から20数年がたった今は不安症やパニック症はありません
不安にもなるしパニックっぽくもなるけど生活に大きな支障はなく
必要だと思うことややりたいことを当たり前にできるようになりました

では何をしたことによりパニックを起こさないようになったのでしょうか
その答えを一言でいえば不安症やパニック症がある状態のままで
必要だと思うことややりたいこと一つ一つやったということになります

私は不安症パニック症発症3年後に森田療法を偶然本で知りました
森田療法は大正時代に我が国で森田正馬博士が創始した精神療法
その目標は不安を自然なものと認め人生に打ち込む人格を育てること

森田療法では人が不安になる理由は欲望があるからだと理解します
一人前の人間になりたいという欲望があるから同時に不安が生じます
これを知らないと不安を治そうとして治らず不安に囚われてしまいます

大事なことは不安はなくせるものではないから不安は自然と理解して
不安の裏の欲望に従って何にでも取組み生活を充実させる実践です
不安でもやれたという体験により自分なりの生きる力が育っていきます

不安症もパニック症も強迫症も共通していえることとしてその根本原因に
自分に備わった生きる力が自覚できず発揮できないという問題があります

ということで今回の記事「パニックが治るまでに実践したこと」
その答えは「不安でもやれたという体験を一つ一つ重ねたこと」です
反対に不安を治そうとする取組みは不安を悪化させることになります

自分一人で実践するのが難しい時はカウンセリングをご利用ください


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絵の中のグリーンの植物は何ですか？　





　　　水耕栽培の動画を見て関心を持ったクレソンですよ一同(笑)