自分の悩みが神経症だと知らずに　長い間治らなくてひとり苦しんでいる人がたくさんいます

あなたのお悩みと　「神経症」と　「森田療法」をつなぐ臨床心理士のブログです

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法の記事や神経症克服に役立つ記事を載せています

３S（スリーエス）ハグハグ法別名　森田療法的行動法とは
神経症克服のための実践方法です
そのポイントは？

Sそのままで
（不安な気持ちはそのまま感じたまま）
Sそもそもにさかのぼり
（症状を気にしなくなりたいそもそもの動機とは　エネルギーの発揮だね）
Sすこしずつ
（コツは一気に完璧を目指す癖を自覚して　すこーしずつ手足の指を動かそう）

１ミリでも発揮のために動いたら　
そのまんまの自分をハグハグして安心させてあげよう
最後にひとこと　「自分おつかれー！」


ど～も～！
森田療法推し（笑）で引き続きロシア語を勉強中の臨床心理士もりりんですよ～
シャンシャン好きで臨シャンシャン理士もやってま～す


この頃毎日2月らしい寒い日が続いています
皆様いかがお過ごしですか？

今回の画像は土佐文旦を描きました
昨年12月に学会で行って以来すっかり高知県のファンになりました
そこで先日旬の土佐文旦を注文し今玄関にいると柑橘の香りがします

さて今回のタイトルは「森田療法でなぜ症状が消えるのか？」

不安症になり「生活の発見会」に入会して今年で29年目になります
会員になると毎月「生活の発見」という月刊誌が届きます
森田療法の専門医や自助グループ会員による有益な記事が読めます

発見誌（と会員は呼びます）が届き表紙をめくると1ページ目は巻頭言
巻頭で先輩会員が森田療法で不安症を乗越えた体験を振り返ります
そしてご自身の言葉で語る森田療法の神髄が読者に学びを与えます

最新号の巻頭言もとても役立つ内容なのでご紹介させていただきます
筆者はOさんでタイトルは「なぜ半年間で症状が消えたのか？」

Oさんは当時精神病恐怖に悩み通院し精神科医にこう言われます
「症状をあるがままに受け入れてなすべきことをしなさい」
「仕事をバリバリしなさい」

「好きな女性はいるのか？」　「はい」
「相手は何て言ってる？」　「結婚しても良いと言っています」
「じゃあ、すればいいじゃないか」

Oさんは悩みが深く結婚に踏み出せないでいました
また会社を変わりたいことも先生に相談しアドバイスをいただきました

自宅に戻りOさんは発見誌の「欲求に乗っていけ！」の言葉を見ます
その言葉に従い「結婚をする」「会社を変わる」「交通事故で骨折した足からプレートを出す手術をする」を半年間くらいでやり終えました

退院時「自分は今まで何に悩んで来たんだろう？」と思うまでに回復し
「欲求に乗る」ことが不安症から解放されることの証だと納得しました

Oさんはその後森田理論の理解の不十分により一度だけ再発しました
その後は仲間と学ぶことで独りよがりになることなく克服ができました
それだけでなくその後の生き方に大きな示唆を与えてくれたそうです

「なぜ半年間で症状が消えたのか？」その答えは「欲求に乗った」から
「欲求に乗る」ことは自然に従って生きることといえます

自然に従って生きるとは自分には不安があるという事実を認め
同時に自分には欲求もあるという事実を自覚し欲求に乗って生きることです

不安症から解放されるにはどうすればいいのでしょうか？
不安症の克服の方法はとてもシンプルです
「欲求に乗る」ことが不安症から解放される方法です

森田療法はとてもシンプルですね
「欲求に乗る」ことの実践によって
他の誰でもない自分という人間として生きられるようになります


令和4年12月1日からZoomミーティングというソフトウェアを使用して
オンライン心理相談と電話による心理相談を行っております

相談室名は「森田療法オンラインカウンセリング」です
カウンセリング料金は従来よりご利用になりやすい設定といたしました

初回90分5,500円・2回目以降50分5,500円・日記療法1週間分5,500円
となっておりまして開業日等詳細はホームページをご参照くださいませ

引き続き森田療法の考えを用いつつお悩み解決をお手伝いいたします
お悩みを根本から解決し自由に充実した人生を送れるようになりましょう

森田療法オンラインカウンセリング・上野の森クリニック・生活の発見会
で不安にお悩みの方の心理的な支援活動を行っています
お気軽にご相談ください！

今回の記事がお悩みに苦しんでいてよくなりたい方にとって
少しでも参考になったならうれしく思います　　



　発見誌は他にどんな記事が載っていますか？

パニック症の漫画やお勧め映画やペット紹介も載ってます（笑)